ファンタジー物語が好きでイギリス英語を勉強したい人にオススメのテレビドラマシリーズがあります。その名も『Merlin/魔術師マーリン』です。
ファンタジー好きでイギリス英語を勉強したい人の中には、ハリーポッターやファンタスティックビーストを何度も鑑賞したという人が多くいると思いますが( もちろん私もハリーポッターで英語を勉強しました)、 ファンタジー物語をイギリス英語で観たいという人には、 こちらもすごくオススメです。
なんといってもテレビシリーズなので、いくつものエピソードがあり勉強教材が豊富なのです!
『Merlin/魔術師マーリン』
『Merlin/魔術師マーリン』はイギリスの国営放送BBC1 によるファンタジー・アドベンチャードラマです。
イギリスの伝説である『アーサー王の伝説』 に出てくるアーサー王と魔法使いマーリンの物語を主軸にしたドラ マです。伝説の物語からはだいぶアレンジを加えていて、 オリジナルの伝説からは話がだいぶ異なります。
2008年よりBBC1にて放送され始めました。1シリーズ13 話あり、全部でシーズン5まであります。1エピソード約45分から50分です。
現在はNetflixにて公開されていて全話一挙に視聴可能です 。またDVD Boxも発売されています。
あらすじ
若き力のある魔法使いマーリンは母親の計らいによって、王国の首都である「キャメロット」 の宮廷医師ガイアスのものに弟子入りをします。
しかしマーリンは、キャメロットの王様ウーサー・ペンドラゴンが 20年以上も魔法を禁止していて、最後のドラゴンの卵を城の地下深くに隠している事を知ります。
マーリンは自身の頭の中だけで聞こえる不思議な声を聴きます。その声に導かれて城の底へと行くと、ドラゴンがいました。そのドラゴンがマーリンには重要な運命があると伝えます。その運命というのが、「ウーサーの息子アーサーを守りなさい。 アーサーは将来キャメロットに魔法を呼び戻し、アビリオン( イギリス)を統一する」といったものでした。
マーリンはその後アーサーと出会ったのですが、お互いのことが気に入らず、、、 しかしひょんなことからマーリンがアーサーの命を助け、マーリンはアーサーの使用人となります。
二人はいくつもの問題を助け合いながら乗り越え、お互いを少しづつ尊敬し、信じ合い始めます。次第にマーリンとアーサーは親友になっていき、また女性使用人であるグエノビアとも親しくなっていきます。
ウーサーの里子のモルガーナには実は魔力があり、その力を利用してキャメロットの敵となります。キャメロット、そしてアビリオンを救うためマーリンは自身の魔力を秘密にしつつ、アーサーと協力してさまざまな問題に直面していきます。
『Merlin/魔術師マーリン』がオススメな理由
ファンタジー好きにはたまらない
魔法使いのマーリンとドラゴンが出てくるので、ファンタジー好きにはたまらない、持って来いの物語です。
魔法が禁止されている王国で、その王国の王子を守るために魔法を使いまくるマーリン。 マーリンに魔術について教えているガイアスですら、マーリンに魔法の使い過ぎを注意するほどです。
禁止されている中で魔法を使っているので、 ついにその秘密がばれてしまうんではないか、というハラハラな面白さもあります。
また、ネタバレになるので詳しくは書きませんが、ドラゴンが出てくるだけでなくマーリンとドラゴンの関係も物語を盛り上げます。
魔法使いやドラゴンなど、 ファンタジー好きにはたまらないストーリーです。
アーサー王の伝説を知れる
アーサー王の伝説はイギリスの文化や歴史を知る中で重要な伝説です。『Merlin/魔術師マーリン』 はアーサー王の伝説をアレンジした物語なので、そんなアーサー王の伝説を知ることも出来ます。
ディズニーのアニメでも『王様の剣』という題名で、アーサー王の伝説がテーマになっているお話しがありますよね。ディズニーが取り上げる程有名な伝説の物語です。
アーサー王の物語は伝説で、アーサー王が存在していたかも、キャメロットがあったのかもわかりません。
しかし、イギリス国内にはそんな伝説がある特定の場所であったのではないかと思われている場所がいくつかあります。
音楽フェスで有名なグラストンベリーは「アーサー王が眠る場所」 だと考えられていますし、 ウェールズやコーンウォールにはアーサー王が生まれた場所と信じられている場所等もあります。スコットランドのエジンバラには「 アーサー王の玉座」と呼ばれる丘があり、 そこはキャメロットの候補地の1つだとよく言われています。
イギリスを観光する上でアーサー王の伝説を知っていると関連している場所も多いので、より満喫できるような気がします。
男の友情に惚れ惚れ
『Merlin/魔術師マーリン』 の主人公マーリンとマーリンが仕える王子アーサーの二人の関係もこのドラマを面白くしているポイントです。
マーリンとアーサーは初めお互いに嫌い合っています。王子様として育ったアーサーは偉そうで、マーリンはトラブルメーカー。
馬の合わない二人でしたが、キャメロットの危機を二人で協力し合いながら救っていくたびに二 人の間にまるで兄弟のような絆が生まれていきます。
兄弟のような絆なので、お互いをからかったり、バカにしあっていますが、心の奥底でお互いに強く信頼し合っている部分が描かれています。
そのお互いを信じる心の強さに、物語の最後には涙しそうになります。それほどこの二人の関係が素晴らしいんです。
使えるイギリス英語も
物語の舞台は中世のアーサー王の伝説の時代と合わせていますが、時代ドラマというよりは時代をテーマにして現代ドラマです。なので、ドラマ内で使われている英語も現代的。
マーリンとアーサーが若い年ごろの男性ということもあり、またお互いに絡み合うシーンの英語が日常生活でも使えそうな英語 や、自分が使わなくとも友人との会話の中で聴くような英語も出てくるので、学校では習わない友達との英会話を勉強できるのも、この『 Merlin/魔術師マーリン』のおすすめポイントです。
1話45分で鑑賞しやすい
1エピソード当たり45分~50分と短く、平日に1話づつ毎日観るのにもオススメですし、 週末に一気に何話も観るのにもオススメです。
全エピソード、全シリーズを通して1つの大きな物語となっていますが、基本的には1話ごとに1つのテーマを扱ているので1話ごろ 切り上げて鑑賞しても楽しめますし、 一気に観たくなる要素もあり、どちらのタイプの方にもオススメです。
おすすめ海外ドラマ『Merlin/魔術師マーリン』まとめ
- ファンタジー物語が好き
- イギリスが好き
- イギリス英語を勉強したい
といった方にオススメしたい海外ドラマ『Merlin/魔術師マ ーリン』です。
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