イギリス生活記

2018年後期のYMSビザに当選。2019年3月に渡英してロンドン生活開始。3度目の渡英ですがロンドンに住むのは初めて!「ロンドンに飽きた人は人生に飽きた人」は本当か検証中

「Brexitで増える食物廃棄」というニュースを読んで思うこと

延期されたイギリスのEU離脱期限も着々と近づいてきているにも 関わらず、実際ブレグジットがどうなるかだれも予想できない状態で、毎日ブレグジット関連のニュースを目にします。

 

そんなニュースの中から気になるニュースがありました。

それは、「イギリスのEU離脱問題で労働者不足に陥り、 イギリス国内の農家で大量の作物廃棄になってしまっている」という問題です。

 

今までのニュースで、イギリスのEU離脱が起こると、ホテルやレストランなどでの労働者不足が問題になるだろうという 報道は多く見てきました。

 

しかしこのニュースでは、もう既に問題が起こっていることだそうです。そして、せっかく実をなした作物が廃棄されていると聞くと、 なんだか悲しくなりました。

 

 

 

EU離脱で大量の作物廃棄

イギリスでは今まで秋の収穫の季節になると特に、ヨーロッパからの季節労働者が収穫の仕事を大きく担っていたそうです。

 

しかしこの先行き見えぬイギリスのEU離脱問題により、 既にヨーロッパからの農作業をする季節労働者は減少しているそうです。

10月31日でイギリスがEUを離脱してしまうと労働ビザが必要 になるのではないか、ビザの条件が分からない、とのことで今までの様には気軽にイギリスに働きに来られないようです。

 

今は秋の収穫シーズンで、りんごやベリー類、 豆類の収穫真っ盛りの時期です。しかし収穫する労働者不足により大量の作物廃棄が出てしまってるそうです。

 

調査によると、通常の30% も労働者数が減っていて数千トンもの穀物が収穫されずに、腐る運命にあるそうです。

農家によっては例年より100人も少ない人数で収穫をしていたり、収穫の季節に働ける人が少ないため、収穫期間を6週間も短くする農家がいたりするそうです。

 

 

食べ物に困っている人もいるのに、、、

世界中に食べ物を十分に食べられなくて苦しんでいる人がいる中、食べ物が廃棄されていると聞くと悲しくなりました。

 

世界中でなくとも、イギリス国内でも十分なお金がなく、 健康に悪いけど安く高カロリーが摂取できるファストフードに頼って生活をしている人や、ホームレスの方など、食べ物に困っている方がいます。

 

ロンドンで生活をしていても、毎日路上や、 地下鉄ないでホームレスの方を見かけます。 そんな方々がいる一方で、食べられるものが廃棄されていっているのを聞くと、どうしてこう世の中ってうまくバランスが取れるようにならないん だろう、、、と悲しくなります。

 

 

 

フード・マイレージと環境問題

最近は世界中で環境問題に声を上げる人が増えています。 イギリスでもExtinction Rebellionという環境家グループが二酸化炭素排出量が国 内でゼロになるように、個々人だけでなく政府も対策を解くべきだ、と訴えデモ活動を行っています。

 

今回のこのイギリス国内で大量の食べ物が廃棄されてしまう状況も、 環境問題に関係が出てしまうなとニュース記事を新聞で読んでいて思いました。

 

まず、食べ物を育てるのにも多くのエネルギーが使われています。もちろん牛などの家畜を育てるよりも、穀物や野菜、 果物を育てる方がエネルギーが使われていますが、 いずれにせよ世の中の食べ物を作るのにはエネルギーが使われています。

 

同じ作物でも自然に実るものよりも、 人が農作物として育てて作ったものは、よりエネルギーが使われています。

そんな大量のエネルギーを使って育てた作物を破棄しているので、エネルギーの無駄遣い、 二酸化酸素を無駄に排出していて環境に悪い事だと言えます。

 

 

そして更にイギリス国内での収穫量が減ることによって、 今まで国産の野菜や果物が売られていたのが、 国内収穫量が減ることによってわざわざ海外から輸入した作物がイギリス国内で販売されることが考えられるんではないかと思います。

 

海外から輸入される食べ物は、 国内で生産される食べ物よりも輸送のためのフード・ マイレージがかかり、環境に悪いものとなります。

 

専門家ではないので、この国内で生産できなくなった分の食べ物がどのくらいの量になり 、どのくらい海外輸入に頼って補われるのか、 それに伴う環境への影響は分かりかねますが、 恐らくいくらか環境に影響がかるのかなと思います。

 

環境対策に向けて動き出しているイギリスですが、 環境について考えなくてはいけない側面がいくつもあるな、と考えさせられました。

 

 

グローバリゼーションとローカリゼーションの複雑なツイスト

グローバリゼーションとローカリゼーションの複雑なツイストが起 こっているな、と感じました。

 

グローバリゼーションによって獲得することができた労働力。 環境のことを考えると地産地消の方がよく、 ローカリゼーションを進めた方がいいという考え方も出てきています。

 

しかし地産地消をするために、収穫をする労働力はグローバリゼーションの力が必要。。。 なんともツイストされた世の中だな、、と思いました。

 

 

 

現在はとても複雑な世の中になっていて、何か問題点を見つけても解決するためにはいくつもの視点から問題を見つめないといけないんだなと感じました。

 

だからBrexitも解決策が見つからず難航しているんですね。

10月31日はハロウィーンで恐怖の日になるのか、イギリスのE U離脱で恐怖の日になるのか、、

ニュースから目が離せません。

 

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