ロンドンで、すごく話題になっていたDior展に行ってきました。
人気から特別展の開催期間を延長したDior展。それでも大人気で前売り券も完売状態でした。
もうすぐ終わってしまうDior展。終わってしまう前にチャンスを逃さないように!と思って、ギリギリですが見に行ってきました。
Christian Dior: Designer of Deams
Dior展。この特別展の正式名称は『Christian Dior: Designer of Deams』です。
開催場所:Victoria & Alvebert Museum(ロンドン)
開催期間:2019年2月2日~9月1日
入場料:24ポンド
所要時間:1時間半~2時間
デザイナーChristian Diorと彼が作ったブランドChristian Diorについての特別展示。
Dior展は2017年にフランスのパリでも開催されたそうですが、その時の展示品にイギリスと関連ある品々などを加えて更に大規模になって開催されたのが今回のロンドンのV&AミュージアムでのDior展です。
500 点を超える展示品が大集結しています。
特別展だけど、おとぎ話の中のような展示
実際にこのDior展を見に行ってみて、ミュージアムの特別展なのにおとぎ話の中にいるような、すこしお姫様気分になるようなエキシビションでした。
おしゃれに疎い私でも、どこかに消えてしまっていた私の心の中のお姫様になりたい願望が顔を出す程でした。なんだか夢見ちゃう~
Dior展はクリスチャン・ディオールの生涯の紹介から始まります。
Diorというブランドはよく耳にするけれども、そのブランドを立ち上げたクリスチャン・ディオールという人物について知ることができて興味深かったです。
そしてクリスチャン・ディオールの人生が紹介された後は、1947年から今に至るまでの500点のDiorの作品が展示されています。ドレスだけでなく、カバンや靴などの装飾品や、香水も展示されていました。また、ドレスとして作成されたものだけでなく、そのデザイン画も展示されていて、どれも極細のくびれたドレスのデザイン画でびっくりでした。でも、美しい。
今回の特別展の目玉の一つがイギリスと関連した作品です。
現エリザベス女王の妹である亡きマーガレット王女が21歳の誕生日のお祝い写真の際に着用されていたドレスが展示されています。実際にその際のお写真も隣に飾られていて、とても美しいです。マーガレット王女もお気に入りのドレスとおっしゃったそうです。こんな素敵なドレスはだれにとってもお気に入りになりますよ!
その後クリスチャン・ディオール本人のデザインによるものを含む、Diorのデザイナーとして活躍された方々のドレスが展示されていました。
展示のされ方も洗練されていて、きれいに配置され展示されているドレスとその空間にうっとりです。展示室内に鏡を多く利用していて、光の感じとドレスのきらびやかさが素晴らしかったです。
Diorのデザインが世界の伝統的なデザインから影響されていることを紹介しているお部屋もありました。エジプトやラテンアメリカ、中国、インド、そして日本の文化から影響されているドレスです。
日本の文化から影響を受けて作られたドレス、デザインだけでなく生地もその土地ならではのものに影響されて作っているのが見えて、感心しました。
このDior展でのハイライトはやっぱり最後のBall Roomと呼ばれる展示です。
名前の通り、まるで舞踏会の中に入ってきたかのような雰囲気を味わえる空間になっていました。
音楽と光も利用していて、本当に舞踏会でした。
飾られているドレスはどれも素敵で、女の子ならだれもが夢見るプリンセスになっちゃいます。ライトの具合も変わるので、本当の舞踏会があったらこんな風にドレスがみえるのかな?と想像してしまいます。
そして展示の最後には、実際に有名人が着用したドレスも飾られています。
ニコール・キッドマンや、エマ・ワトソン、リアーナといったやはり一流の大物さんたちがお召しになったドレスです。実際にこれらを着られる人もいるのか、、、と思うと同時に、来てた方々があまりにおおもので、夢は本当に遠い夢なんだな、、と感じました。
実際にドレスではなくても何かカバンや靴などを手に取って夢を体験させてくれるスペースがあればいいのに、と思いました。でも、やはり夢は夢のままの方がキレイなのかな?
心のどこかに眠っていたお姫様がよみがえるようなエキシビションでした。
展示の仕方もよく工夫されていて、乙女心を目覚めさせるように出来ていました。
20ポンドを超える展示会でお高いですが、夢に浸れます。
既に前売り券は完売していて、朝から並んで当日券を購入するか、V&Aミュージアムのメンバーになるか見学の方法がありません。
でもそれだけ、人気ということです。
これだけ人気になるもの納得がいくエキシビションでした。
イギリスにいる方、是非この機会に!
そして、いつかこのエキシビションが日本で開催されたらいいですね。
インスタ映えもして、はやりそうです。
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