イギリスロンドンのハムステッド(Hampstead)と言えば、ロンドン中心部にありながらもハムステッドヒース(Hampstead Heath)という広大な公園があったり、古くから続く高級住宅地もあり、とても人気なエリアです。
ハムステッドの住んでみたいと思う方も多くいます。
そんな素敵なハムステッドにあるハムステッドヒースの秘密を発見しました。
ハムステッドヒースへお散歩に行った時に発見したのですが、高級で穏やかなハムステッドのイメージと少し違ったため、びっくりしました。
Hampstead Heath
ハムステッド・ヒースはロンドンの若者の街「カムデン」 のすぐ北に位置しているにも関わらず、とても自然豊かで歴史ある公園です。
ハムステッド・ ヒースはロンドンの中でも最も標高の高い場所の一つで、ロンドンを高い場所から眺めることができる隠れスポットです。
また、公園の南側にはパーラメント・ ヒルというよりロンドン中心部に近い高台があり、 ロンドン在住者だけでなくロンドンに来た観光客も多く訪れる絶景ポイントでもあります。
ハムステッド・ ヒースの公園全体が自然保護区域に指定されている程自然豊かで、更にハムステッド池という自然の池で泳ぐことができるなど、 自然体験がたくさんできる場所です。
Hampstead Heathの秘密
私がハムステッド・ヒースの秘密を見つけたのは、たまたまお散歩をしにハムステッド・ヒースへ行った際です。
ハムステッド・ヒースの北側をお散歩していたのですが、 そこは森の中のようでロンドンとは思えないほど自然豊かな場所でした。
そんなハムステッド・ヒースの森の中をお散歩をしていると、同じように歩いている人とすれ違います。
しかし、すれ違う人がなぜか全員男性なんです。
一人で歩いている男性もいれば、二人で歩いている男性もいます。
通常公園や森、丘などへ歩きに行くと、多くのご夫妻やカップルに遭遇するのですが、なぜかこのハムステッド・ヒースでは全く出会わなかったのです。
私は彼と一緒にお散歩をしていたのですが、 彼と二人ですれ違う人たちがみんな男性で「不思議だね」 と話していました。
私達がお散歩していたのは9月の暖かいころだったせいもあり、すれ違う男性の多くが、短パン姿、さらには胸元が広くあいたタンクトップ姿の人にも数名すれ違いました。
流石に暖かかった9月と言っても、森の中のような木陰で肌寒いんではないんじゃないかなと思うと同時に、なんだか「まさか?」と感じるものがありました。
その後調べて分かったのですが、ハムステッド・ ヒースはゲイのナンパスポットで有名だそうです!
公認のGay Cruising Area
ゲイの人が肉体的な関係を持つためにパートナーを探しに行く場所をGay Cruising Areaと呼ぶそうです。
そしてハムステッド・ヒースはロンドン1、もしくはロンドン1でないとしたら世界1有名で人気なGay Cruising Areaだそうです。
昔はこのハムステッド・ ヒースでもゲイの取り締まりが行われていましたが、なんと現在では警察も承認している(黙認している)Gay Cruising Areaだそうです。
ゲイの人がハムステッド・ ヒースで肉体関係を持つためにパートナーを探していても、近隣に住む人に影響がない限り取り締まりは行われないそうです。
単なる出会いを求める場所ではなく、肉体関係を求める場所として有名なので少し話は違うかと思いますが、同性愛者であることで、出会うチャンスが取り締まられたり減らされるのには反対です。同性愛者の方が自由に好きなように出会えることが容認されていてよかったと思う一方、イギリスですら、まだまだこういった場所で隠れて会わなくてはいけない世の中なのかと思うと、まだまだ行く先は長いなとも感じます。
ロンドンには表の評判とは違ったいろいろな側面が隠されている場所があるな、と思いました。
ロンドンは観光にくるのと、住んでみるので違う部分が沢山見れると思いました。だから「ロンドンに飽きた人は人生に飽きた人」と言われているんだなと、 納得です。
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