ビーガン娘のイギリス生活記

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イギリスで膀胱炎になり、薬とNHSにお世話になりました。

イギリスで膀胱炎になり、薬とNHSにお世話になりました:plain

 

先日お恥ずかしいことながら、膀胱炎になってしました。

まさかの人生初の膀胱炎に、イギリスでなるとは。

 

膀胱炎は女性にとってはなりやすい病気だったんですね。

 

私が苦痛を味わい体験した、イギリスで膀胱炎になった時の対処法をご紹介したいと思います。

 

 

膀胱炎の症状

膀胱炎ってよく耳にする言葉でしたが、実際にどんな症状かなってみるまで詳しくは知りませんでした。

 

イギリスの医療サービスNHSによると下記のような症状が、膀胱炎の症状だそうです。

  • 排尿する際に、痛みや焼けつくような痛み
  • いつも以上に緊急にトイレに行きたくなる
  • 尿の色が濁っていたり、臭いがきつい
  • 下腹部の痛み
  • 体調不良

 

私は夜中にトイレに起きた後、残尿感と腹痛から眠りに戻れず、朝になっても体調がすぐれず、排尿する際に焼けつくような痛みがありました。

 

症状からして膀胱炎だと思い、どうするべきなのかネットで調べてみました。

 

すると、イギリスでは薬局で膀胱炎の薬を買うことができる!ということを発見。薬局へ薬を買いに行くことにしました。

 

膀胱炎は英語でCystitis

薬局に膀胱炎の薬を買いに行く際に突き当たる問題が、膀胱炎は英語で何というのか?という問題です。

 

膀胱炎は英語でCystitisです。読み方が分からず、薬局の人にこの文字を書いて、薬を出してもらいました。読み方はシスタイティスのようです。

 

軽度の膀胱炎ならイギリスの薬局で薬を買える

イギリスの薬局で膀胱炎の薬を購入しました。

 

私が買ったものはこちら↓

 

イギリスで膀胱炎になり、薬とNHSにお世話になりました:plain

 

薬剤師さんが出してくれたものをとりあえず購入です。

クランベリー味の薬で、水に溶いて飲むタイプのものでした。

 

1日3回、2日間飲んでみて症状が改善されなければ、お医者さんに診てもらいましょう、と記載がありました。

 

薬の効果はというと、排尿の際の痛みは確かに和らぎました

 

しかし、私が飲んだ薬も含め、イギリスの薬局で買える膀胱炎の薬は抗生物質ではなく、ただ単に症状を和らげる薬です。尿内に含まれる酸性をアルカリ性にし、排尿の際に痛みを感じにくくさせるものです。

 

そのため、膀胱炎の根本的な治療ではありませんでした。

 

NHSで膀胱炎の診察

イギリスの薬局で買った膀胱炎の薬を2日間飲んでも治らず、さらには、血尿まで出てしまった私はNHSにお世話になることにしました。

 

薬局で買った薬にも、薬の服用後に症状がよくなっていかなった場合には、GP(イギリスの総合医)に相談することと書いてあります。

また、NHSのガイドラインにも血尿が出た場合は、GPに相談することと書いてあります。

 

コロナの影響で病院へ足を運ぶ人を減らしたいNHSは、緊急でない場合は予約は後回し、もしくはネット上でのやり取りだけになります。

 

しかし、血尿は緊急と扱われるらしく、メディカルセンターに問い合わせた後、1時間後くらいにはGPから折り返しの電話がすぐにかかってきました。

 

電話でどういった症状なのかなどの質問をされた後、病院へ行き採尿をすることになりました。

 

病院へ向かい尿の提出とその他膣の検査キット2つも一緒に勧められ、することになりました。

 

抗生物質を処方してもらう

採尿などの提出後、1時間くらいで再びGPから電話がかかってきました。

 

尿内に血が混ざっていたことから、すぐに抗生物質を処方してくれました。

どこの薬局に薬を取りに行きたいか聞かれました。病院からその薬局へ直接処方箋を送ってくれ、後程自分で薬局へ薬を取りに行くという流れでした。

 

このご時世、病院へ極力いかなくていいようになっていてありがたかったです。

 

処方された抗生物質は朝晩1錠ずつ、食事と一緒もしくは食後に飲む薬でした。3日間の服用が必要なものです。GBでの診察や尿検査等は無料ですが、薬は有料です。私が処方された薬は9.15ポンドでした。

 

抗生物質はばっちり私の膀胱の中にいた細菌をやっつけてくれたようです。

3日間の服用終了後に再度病院へ行き、膀胱炎が治っているのか尿検査をしました。

 

コロナの状況下でも、電話対応などで極力病院にいる時間を短くしてくれたり、迅速に対応してくれたGPや受付の方、薬局の方にとっても感謝です。

 

膀胱炎の薬を飲む以外にしたこと

膀胱炎の薬を飲む以外でも、いくつか私が心掛けたことがあります。どれもNHSのウェブサイトで勧められていることです。

 

1、尿意を少しでも感じたら、トイレへ行く

膀胱内に尿が長く溜まっていると、尿から細菌が増殖し膀胱炎になったり、悪化したりしてしまうそうでトイレへ頻繁にいくようにしました。在宅勤務期間だったのが幸いです。

 

2、水分をたくさんとる

水分をたくさん取って排尿を沢山し、膀胱にある菌を洗い流すことを心掛けました。

薬が効くまで排尿をするのが痛くてしたくなかったのですが、菌を出さないことにはよくならないので水分を沢山摂取しました。

 

3、下腹部をあたためる

腹痛の際と同じように、膀胱炎でも下腹部が痛むため、温めてすこしでも痛みを和らげるようにしました。温めるとすこし効く気がします。

 

 

イギリスで膀胱炎になった:まとめ

人生初の膀胱炎をまさかのイギリスで経験。

慣れない土地、そしてましてや第二言語の土地で病気になると、通常以上に不安になったり、対処方法が分からなかったりします。

 

しかし、イギリスで膀胱炎になった際には、

  • 軽い膀胱炎なら薬局で薬が買えること
  • 血尿や膀胱炎はすぐにGPに診てもらえること
  • 抗生物質のすごさ

を今回は知りました。

 

イギリスの医療サービスは予約が必要だったりと、時間がかかると多くの不満をいろいろな方から今まで聞いていましたが、膀胱炎に関しては対応が早く、今回私は全くもって文句がありません。

 

NHSに大感謝です!

 

 

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