
イギリス·ウェールズにあるコンウィという街へ昨年の夏行ってきました。ラピュタの城のモデルになったお城コンウィ城などもあり、小さい町ながらイギリスの歴史情緒ある街でとっても素敵な場所でした。
行ってきたのはちょっと前になりますが、とっても良かったので今更思い出を振り返ります!
コンウィ:最もよく保存された中世の街

コンウィは北ウェールズにある小さな歴史ある町です。
「イギリス内で最もよく保存された中世の街」とも呼ばれているほど、歴史を感じることができます。
コンウィの街は城壁で囲まれており、まさに中世の城下町を感じられる街でした。街中も細い小道や、石畳の道、歴史ある建物などでとっても可愛らしかったです。

コンウィ城:ラピュタの城のモデル

コンウィ城は1283年にイングランド王エドワード1世がウェールズに侵略し、コンウィを征服したことによって、ウェールズ遠征の中心地となるように城築を命じて建てられたお城です。700年以上の歴史のあるお城ですが、今でも城壁をはじめ多くが残っています。
お城にはウェールズの旗も飾ってあり、イングランドではなくウェールズにいるんだ!とそれだけで心躍りました!
コンウィ城は1986年にユネスコ世界遺産登録もされています。
そして、コンウィ城は実は日本と縁のあるお城なんです。
2019年10月29日に姫路城と姉妹城締結を結んでいます。
ジブリ映画『天空の城ラピュタ』のお城のモデルの1つとも言われています。

確かに何だかたラピュタっぽい気がします。

きれいに保存されている宮殿も好きですが、こういった中世の廃城で、あんな生活をしていたのかなと想像しながら観光するのも大好きです!

入ってすぐの所に門番さんもいました。
コンウィ城はコロナウイル後、オープンしている時は入場制限をかけています。
私が行った際は、事前の予約が必要でした。
当日の予約や窓口でのチケット購入はできません。行かれるご予定の方は事前にチケットについてお調べすることをお勧めします。
コンウィの城壁を歩く

コンウィの街を囲む城壁の上を歩くこともできます。
実際に城壁の上を歩いてみました。無料です。
かなり高さのある個所もあり、少しハラハラドキドキの城壁散歩です。私の前を歩いていた人は高所恐怖症らしく、歩き始めてすぐに高さの恐怖に耐えられず引き返していきました。
そうは言っても城壁の上から見るお城は別格のカッコ良さでした。是非コンウィへ行かれる方には城壁からコンウィ城を見ていただきたいです!

イギリスで一番小さな家

コンウィにはイギリスで最も小さなお家もあります。確かに小さいです。
1ポンドで中に入って小ささを体験することもできます。
お昼時間など閉まっていたり、空いている時間はあまり長くないです。そして一度に入れる人数が大変限られているので、私が行った時は結構並んでいました。夏のハイシーズンだったからかもしれません。
ウェールズ名物・ウェルシュレアビット

ウェールズにせっかく行くのなら、ウェールズの名物料理にも舌を包みたいところです。
ウェールズの名物料理には『ウェルシュ·レアビット』と呼ばれるウェールズ版チーズトーストがあります。上の写真の右側です。
チーズ大好きなウェールズの方々に愛される地元料理で、多くのカフェで提供されています。

ちなみに私はヴィーガン何でチーズを食べないため、サラダを食べました。彩り豊かで目でも楽しめるサラダで美味しかったです。
コンウィへの行き方
最後にコンウィへの行き方をご紹介します。
ロンドンから行く場合
ロンドンユーストン駅→クリュー(Crewe)駅→チェスター駅→コンウィ
約4時間半かかります。
私はリバプールから行きました。
リバプールライムストリート駅→チェスター駅→コンウィ駅です。
2時間強位かかりました。
乗り換えが必要なため行くのに少し時間がかかってしまいますが、コンウィは中世のイギリスを感じられる素晴らしい町でした。
日本発着の添乗員付きイギリス周遊ツアーで、よくコンウィが入っているのを見かけます。わざわざコンウィまで足を延ばす理由がわかる街でした。
私は半日ちょっとしか滞在しなかったのですが、コンウィで宿を取り滞在する旅行も素敵だなと感じました!歴史ある街並みが好きな方に特におすすめです!