
ロンドンから電車で1時間で行け、ホリデー気分を堪能できる街ブライトンへ行ってきました。
イギリスのいくつかのビーチが有名な海街に住んだり、訪れたことのある私は、ブライトンもイギリスの他の海の街と同じ感じでしょ?と思っていたのですが、いざブライトンへ行ってみると、もう最高!!
今まで住んだこと&行ったことのあるイギリスの海のある街とはレベルが違いました。ロンドンから電車でたった1時間で、ここまでホリデー感を味わえるとは思っておらず、滞在中のハイライトが決められない程、毎秒楽しかったです。
そんな私が大満喫した、ロンドンから電車で1時間でホリデー気分を堪能できるブライトンをご紹介します。
ブライトンってどんな街?
ブライトンはロンドンから電車で1時間で行ける海辺の街です。
1800年代からイギリス人のリゾート地として多くの観光客が訪れる、歴史ある街です。
そんなリゾート地として歴史ある街ですが、近年はオシャレでヒッピーで、イケてる若者の街としても有名です。
また、ビーガンの聖地やLGBTQ+の街としても有名です。
どのくらいイケてるかというと、イギリスの政党でGreen Party(緑の党)という環境問題に立ち向かうマニュフェストを大きく掲げている政党があります。ブライトンではグリーンパーティーが支持され、イングランド内唯一グリーンパーティーが地域を代表する国会議員になっているほどです。
ビーガンの聖地でビーガンが多いことも関係しているかと思います。
そんな歴史もありながらイケてるブライトンは、特に若者に人気の場所です。
ロンドンからも電車で1時間で行けるので、ロンドンから夏を満喫するために多くの観光客が訪れます。
ブライトン観光
リゾート気分も味わえて、オシャレでヒッピーでイケてるブライトンの観光スポットです。
こじんまりとした街にギュッと楽しい場所が詰まっている感じのブライトンでは、どこへでも歩いて行けます。ブライトンに着いてしまえば、移動手段を心配する必要はありません。
オシャレエリア「ノースレーン」

ブライトン駅からビーチまでは歩いて15分程ですが、ブライトン駅とビーチの間にブライトンのオシャレでイケイケ感を感じられる小道があります。「ノース・レーン」です。
狭い小道にレストランやカフェ、古着屋さんや雑貨屋さんが並んでいます。

どのお店もお店がカラフルで歩いているだけでも、ホリデー気分を満喫できます。
ジュエリーショップが立ち並ぶジュエリー横丁なんかもありました。

小道が入り組んでいるので、探検気分で歩けてとても楽しかったです。
こんなに入り組んだ小道を歩いてたら迷子になっちゃうと思いますが、迷子になるのもノースレーンの楽しみ方!
迷子になったとしても、大通りにでてビーチの位置を確認すれば問題ありません!
ブライトンと言えば、ブライトンビーチ

ブライトンと言えば、ブライトンビーチ!
ブライトンビーチは砂浜ではなく、小石のビーチです。
砂浜の歩く感覚も好きですが、日本にはあまりない小石のビーチが私は大好きです!
靴や靴下に砂が入り込まないですし、裸足で歩いてもマッサージ気分。
ビーチに寝そべってもベタベタと砂が付かないのも○!
今日はビーチだけ満喫と思っている時は砂浜がいいですが、ビーチに行って街中散策してといろいろ盛り込みたいブライトンでは、ビーチでベタベタぐちょぐちょにならないので、ビーチに行くための荷物を沢山持って行かなくても楽しめるのがポイントです。
ブライトンピア(桟橋と遊園地)

ブライトンビーチにある桟橋、ブライトンピア!
イギリスのビーチには桟橋(ピア)がある場所が多いです。
多くあるピアの中でもブライトンピアは他のピアより、アトラクションが沢山ありました。

ピアを歩いているとドーナツや綿あめなど、イギリスのビーチでよく食べられているお菓子屋さんも並んでいました。
そんなお菓子を買って、ピア上にあるベンチに座って食べるのもまた風情があっていいですね。
私は、ピアやビーチにあるベンチが大好きです。
海外映画やドラマのシーンに出てきそうで、心躍ります。
ピアの先端には、遊園地が常設されています。
入場料などはなく、乗り物に乗りたい場合に値段を支払うタイプです。
子ども連れや若者に大人気でした。

ブライトンの旧ピアもちょっとしたみどころ!
公式名称はWest Pieです。
1866年から1975年まではピアとして開いていたのです。老朽化で修繕費が払えなくなり閉じることになり、その後は放火などにもあって、今の骨組みだけ残る形になったそうです。
綺麗なブライトンビーチに残る廃墟のコントラストが不思議な気持ちにさせてくれ、なんか見入っちゃいました。
Upside Down House (逆さまなお家)

ブライトンビーチには逆さまなお家がありました。
インパクトがあり、まさにフォトスポット。
実は逆さまなお家は世界中で何か所かにあるらしいです。
このブライトンの逆さまなお家の色が可愛くて、ビーチにぴったりですよね。
逆さまなお家は海に向かってブライトンピアの右方向へ進むと徒歩10分程であります。
こちらは£4.50で中にも入ることが出来ます。
10:00~20:00と割と夜まで空いています。
豪華絢爛ロイヤルパビリオン

ここは本当にイギリスなのか!?と思うようないでたちのブライトン・ロイヤル・パビリオン。
インドや中国などアジア文化に魅了された元イギリスの王様ジョージ4世の命によって建てられた元王室の別荘です。

ビクトリア女王がこの宮殿を受け継いだ時には、ブライトンは一般市民でもホリデーに来る場所になっていて、「ビクトリア女王の別荘らしいよ~」と見に来る人が多くプライバシーを守れないことから、ビクトリア女王は売りに出したそうです。
現在はブライトン市の所有で、観光客に一般公開されています。

外観だけでなく、内装も豪華絢爛でした。
豪華すぎて、目をキョロキョロさせてしまいます。
入場料は16ポンドと少し高いですが、ブライトンに行ったら是非中も見学することをお勧めします。
ブライトンで食べたいもの
続いてはブライトンに行ったら、是非食べたものをご紹介します。
もちろん海辺の町なのでシーフードも人気かと思いますが、シーフード以外もご紹介です。
海辺ではやっぱりフィッシュ&チップス

イギリスの海辺と言えば、フィッシュ&チップス。
海辺に来たら、チップスを食べないとです!
フィッシュ&チップスを食事として食べてもいいですし、チップスだけスナックとして食べるのも◎
塩とモルトビネガーをたっぷりとかけたチップスを、海を見ながら、カモメに狙われるのを阻止しながら食べてこそ、イギリスのビーチです。
ビーガンの聖地でビーガン料理

ブライトンに来たら、是非挑戦したいのがビーガン料理です。
ブライトンはビーガンの聖地なので、たくさんのビーガンレストランがあります。
今回のブライトン旅行で私が食べたのは、Happy Makiというビーガン巻きずレストランの巻きずし。既にビーチでチップスを食べていたので、それ程お腹が空いていたわけではないので軽めのごはんにし、テイクアウェイして、ビーチを眺めながら食べました。
お豆腐で出来た”唐揚げ”が入っているものに挑戦。
美味しかったです。
ここのお店は、ヒッピーなブライトンならではでした。
なんと、メニューに値段が決まっていなく、支払う人が個人のお財布事情や気持ちと相談しながら金額を決められるというシステムでした。
材料費などの最低コストは目安としてメニューに載っているのですが、それ以上もしくはそれ以下を支払うのは個人の判断次第。
お金に困ってご飯を食べるのが難しい人などへの新しい種類のサポートな気がします。

ジェラートやアイスクリームショップも沢山ビーチ沿いを中心に並んでいます。
ビーガンジェラートはよく見かけますが、ビーガンソフトクリームはあまり見かけることが出来ませんが、ブライトンにはありました!
イギリスではソフトクリームはMr. Whippyと呼ばれています。
ビーガンでもMr. Whippyを食べれるとは感動しました。
ビーガン聖地のブライトンにはたくさんのビーガンレストランや料理があるので、新しく挑戦してみるのをお勧めします。
ロンドンからブライトンへの行き方
ロンドンからブライトンまではロンドンビクトリア駅もしくはロンドンブリッジ駅から電車で1本、約1時間で行くことが出来ます。
ただオフピークリターンチケットなど電車の時間を決めずに、往復チケットを買う場合は、ロンドンブリッジを利用した方がチケットが安いです!
例えば、オフピークリターンチケットの場合、
ビクトリア駅⇔ブライトン駅だと£31
ロンドンブリッジ駅⇔ブライトン駅だと£19.70です。
またThames Link(テムズリンク)でも、ブライトンへ一本で行くことが出来まるので、セント・パンクラス駅からも行くことが出来ます。
レールカードを使用すれば運賃が1/3になります!週末の往復スーパーオフピークチケットで、私はThames Linkを利用してブライトンへ行きましたが、£10.15でした。
たった10ポンドでホリデー気分を堪能できる場所へ行けるとは、もっと活用するしかない!と思いました。
ブライトン観光まとめ
ロンドンからたった1時間の電車の旅で行けるブライトンではホリデー気分を堪能できました。
ブライトンはこじんまりと、見どころがギュッと詰まっているので日帰り観光でも十分楽しむことが出来ます。
しかし、ビーチ沿いや街中においしそうなレストランやカフェ、バーが並んでいるので、ゆっくり夜まで海風を浴びながらホリデー気分を満喫したいなとも思ったので、1泊するのもいいかも!と思いました。
ロンドンからこんなに簡単にホリデー気分の味わえるリゾート地に来れることを知って、絶対また来るぞ!と思いました。
ブライトン♡