ビーガン娘のイギリス生活記

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ブラックフライデーはもう古い!最先端は『グリーンフライデー』だ!

日本でも近年ニュースになっていたり、 お店の広告に載っていたりと何かと耳にする機会が増えた「 ブラックフライデー」という言葉。

しかし世界では「ブラックフライデー」はもう古い! と考え始められています。最先端は『グリーンフライデー』です。

 

 

 

 

ブラックフライデーって?

ブラックフライデー」は1975年ころからアメリカで広がり始めた言葉です。

 

11月の第4木曜日はアメリカではThanksgiving Day (感謝祭)で休日です。 ブラックフライデーはその感謝祭の翌日に、感謝祭のプレゼント売れ残りを一斉にセールにする日です。

 

クリスマスに向けてブラックフライデーに普段は高価で買えないようなものを購入したり、クリスマスプレゼントで出費がかさむ時期にお買い得に買い物をしたい人で賑わいます。

 

お店の売り上げが「黒字」になることから、「 ブラックフライデー」と呼ばれています。

 

 

なぜ「ブラックフライデー」はもう古い?

なぜ「ブラックフライデー」がもう古いかというと、世界では環境問題への関心が高まっているからです。

 

世界では大量生産大量消費の世の中から、環境のことを考えて「 本当に必要なモノ」だけを購入することが促進され始めています。

 

「モノを買う」という行為は「お金を消費する」だけでなく、「 環境も消費している」 ということを理解しないといけない時代になったということです。

 

モノを買うということはそのモノの材料が工場に運ばれて、そしてモノが作られて、出来上がったものが店頭に並ぶまでに多くの二酸化炭素が排出され ています。

そのことをモノを買うときに、少し考える必要があるのかと思います。

 

ブラックフライデーを見直し始めている企業は、ブラックフライデーがただ単に人々が必要のないものを買うのを促進しているのではないかと考えているのです。

 

 

 

最先端は『グリーンフライデー』

世界では環境問題のことを考え、「ブラックフライデー」 ではなく、『グリーンフライデー』 にしようという動きが出てきています。

 

『グリーンフライデー』って?実際にはどういうこと? と思われるかと思いますが、「ブラックフライデー」 でショッピングへ出かけ、 衝動で安くなっているものを買うのではなく、 自身のクローゼットの中を見て、「何がまだ着れるのか、何を直せばいいのか、何をリサイクルすればいいのか」 を考える日にしようという運動です。

 

ブラックフライデーを実施して黒字を出しているお店が沢山ある一 方で、300ものブランドが環境問題を考慮して『 グリーンフライデー』に賛同し、ブラックフライデーに衝動的に買い物をしないように呼び掛けています。

 

利益よりもエシカルな判断をしている優先している会社も世の中にはあるということです。

 

あえてブラックフライデーの日に閉店するお店も

主に環境にやさしいとうたっているお店ですが、あえてブラックフライデーの日にお店を閉じる店舗も出てきています。

 

特にヨーロッパや欧米などでは、似たような製品が買えるのなら、「より環境にいいもの」を選ぶ人が増えてきています。

 

環境に良いものの値段が少し高くとも、それを払うだけ環境問題を考えている人も増えてきています。そんな人にとっては、あえてブラックフライデーをボイコットするお店を支持する人も多いです。

 

 

 

イギリスに引っ越してきてから9か月。物欲があまりない私は、なんと1度も洋服を買っていないことに気が付きました。

ブラックフライデーで安くなるのはありがたいことですが、引き続き衝動買いをしないで本当に必要かを見極めたいと思います 。

 

 

www.uklifejournal.com

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