ビーガン娘のイギリス生活記

「ロンドンに飽きた人は人生に飽きた人」は本当かを検証中のブロブです。

ヴィーガンイースターチョコレートエッグ Holland&Barrett


ヴィーガンイースターチョコレートエッグ Holland&Barrett:image

 

イースターの時期になるとイギリスの至るスーパーで、イースターチョコレートエッグが売られているのを目にします。

 

本物の卵くらいの大きさのチョコレートエッグから小さいものが小袋に入ったパッケージになっているイースターチョコレートエッグなど、いろいろな大きさのチョコレートエッグが販売されているのを見かけます。

 

その中でも一番目を引くのが、パイナップル程の大きさのあるイースターチョコレートエッグ。

スーパーの入り口の一番目に入るところに山積みに並べられていて、イースターの時期になるとこの巨大イースターチョコエッグを買ってみたくなります。

 

しかし私はヴィーガンなので、ミルクの入ったチョコレートエッグは食べられません。

(もちろんエッグといってもエッグの形だけなので、そこは問題ないです)

あんな大きなエッグ型のチョコレートを食べてみたかったな、といつも思っていました。

 

しかし、そこはさすがベジタリアンヴィーガン大国のイギリス。

ヴィーガンイースターチョコレートエッグを発見しました

 

 

 

 

なぜイースターにチョコレートエッグ?

イギリスではイースターの時期になると、大きかろうが小さかろうがほぼ全てのスーパーで チョコレートエッグを目にすることが出来ます。

 

そもそもなぜエッグ?

 イースターにエッグなのは、そもそもなぜ?と思い調べてみました。

こちらも長い歴史のあることなので、諸説あります。

 

まず卵が「生まれ変わり」「始まり」「肥沃」といったことのシンボルだからです。

イエス・キリストが十字架にかけられて、生き返ったことに重なります。

 

イースターチョコエッグのはじまり

もちろん今でもイースターの際に卵にペイントをしてイースターエッグのデコレーションを準備しているご家庭もあります。私の感覚でいうと同じキリスト教でも正教徒である東欧の方々の方がこの伝統を守っているように感じます。

 

イギリスでも小さなお子さんがいるご家庭では、エッグペイントをしているかもしれませんが、どちらかというとチョコレートのイースターエッグを使って、エッグハント(卵探しゲーム)をしているという話の方がよく聞きます。

 

それでは、なぜイースターにチョコレートなのでしょう?

 

調べてみると、チョコレートエッグが売られるようになったのは 19世紀からです。

17・18世紀にイースターの際に子供柄のプレゼントとして、卵型のおもちゃが作られるようになりました。その卵型のおもちゃに、チョコレートや小さなおもちゃが入っていたそうです。

 

そこでチョコレート会社がイースターがチョコレートの販売の大きなマーケットになることに目を付けます。日本のバレンタインにチョコレートが贈られるのとおなじような感じです。

 

販売チャンスを見つけたチョコレート会社は運よかったんです。丁度19世紀にできた鋳造の方法とカカオ豆からカカオバターを上手に取り出す方法が開発されたことにより、チョコレート会社は卵型のチョコレートを作れるようになり、イースターチョコエッグが販売されるようになりました。

 

現在イギリスではイースターの時期に、8千万個のチョコレートエッグが売られているそうです。

 

 

 

ヴィーガンイースターチョコレートエッグ

 イギリスのスーパーで売られているイースターチョコレートエッグは、ミルクがほぼ必ず使用されているので、ヴィーガンの私はイースターチョコエッグを楽しめないかと思っていました。

 

しかし、今年はなんとHolland&Barrettでヴィーガンイースターチョコレートエッグを発見!

2つの種類のヴィーガンチョコエッグを買ってみました。

 

Holland&Barrett

 Holland&Barrettはイギリスにある健康食品や健康サプリメントなどが売られているチェーン店です。

イギリスでもっとも知られていて、身近なヘルスフードショップです。

 

ヴィーガン商品も豊富に販売されていて、ヴィーガンの方、卵や牛乳、その他アレルギーのある方にとっては、とってもありがたいお店です。

 

大きなヴィーガンチョコエッグ

大きなヴィーガンチョコエッグ:image

Holland&Barrettには数種類のヴィーガンイースターチョコレートエッグが売られていました。

 

ストロベリー味やキャラメル味、塩チョコレート味などがありましたが、やっぱり初めてのイースターチョコレートエッグは王道のノーマルなチョコレートでしょ!と思い、一番普通なミルクチョコレート味を買いました。

1つ5.99ポンドでした。

 

たまご型のチョコレートと、チョコレートバーが1つ入っていました。

大きなヴィーガンチョコエッグ:image

 

乳製品、卵、グルテン、ナッツフリーなので、ヴィーガンの方だけでなく、そういったものにアレルギーのある方も楽しめるイースターチョコレートエッグです。

 

ちなみにこのブランド『NO Missing Out 』でNOMOという名前のブランドです。

 

ヴィーガンやアレルギーのある人も、他の人と一緒に、何かを逃すこと無く楽しめる様に作られているみたいです。ありがたいです。

お陰で私も何かをイースターチョコレートエッグをMissing Outせずに、今年のイースターを過ごせました。

 

お味は、普段カカオの度数が高くミルクの入っていないビターチョコレートしか食べれないので、このチョコレートはすごく甘く感じました。子どもの頃に食べたチョコレートを思い出しました。

 

 

ヴィーガンクリームエッグ

ヴィーガンクリームエッグ:image

 

もう一つ買ったのは、ヴィーガンクリームエッグ。

 

クリームエッグはたまご型のチョコレートの中に、激甘のクリームが卵の白身と黄身の様に詰まっているお菓子です。本当に激甘で血糖値急上昇といった感じのチョコレートです。

 

そんなクリームエッグをヴィーガンバージョンにしたヴィーガンクリームエッグも売っていたので買ってみました。

こちらは1つ1ポンドです。

 

クリームエッグはヴィーガンになる前に食べた事があるのですが、その際はクリームの部分が溶け出すくらい柔らかかったのを覚えています。

 

ヴィーガンクリームエッグは、クリームの部分溶け出すほどは柔らかくはありませんでした。それでもしっかり甘かったです。

1つで大満足のヴィーガンクリームエッグでした。



ヴィーガンクリームエッグ:image

 

イースターヴィーガンチョコレートエッグを食べれました!

イースターの時期になるとスーパーでたくさん見かけるチョコレートエッグ。

 

ほとんどのものにミルクが入っているのでヴィーガンの私はチョコレートエッグを楽しめないと思っていました。

さすがヴィーガン大国のイギリスです。

 

ヴィーガンだからって我慢しないで同じ様にイベントごとを楽しめて、今年のイースターは大満足です。

 

Holland&Barrettはイギリスの至るところにあるので、助かります。

ヴィーガンの方だけでなくアレルギーのある方にもおすすめです。

 

 

 

 

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