クロアチアにあるクルカ国立公園へ行ってきました。
クロアチアの国立公園と言えばプリトヴィッツェ国立公園ですが、こちらのクルカ国立公園は「ヨーロッパ1美しい滝」がある国立公園と言われており、知る人ぞ知るクロアチア穴場スポットです。
プリトヴィッツェ国立公園に負けず劣らずの美しいクルカ国立公園をご紹介します。
- クルカ国立公園
- 本当はプリトヴィツェ国立公園へ行きたかった、、、
- スプリットからクルカ国立公園へ
- オススメ現地ツアー会社
- クルカ国立公園入場料
- クルカ国立公園へ
- ラベンダーの香り
- 夏は泳げる
- 絶景ポイントがたくさん
- 世界最古?の水力発電
- まとめ:スプリットから行くクルカ国立公園
クルカ国立公園
縦に長いクロアチアの中心部よりやや南に位置するクルカ国立公園は、クロアチアを流れるクルカ川から名付けられ、クロアチア7番目の国立公園です。
本当はプリトヴィツェ国立公園へ行きたかった、、、
休暇でクロアチアのスプリットへ行った際に、本当はプリトヴィツェ国立公園へ行きたかったんです。だって、クロアチアと言えばプリトヴィツェ国立公園で、初めてクロアチアに行ってみたいと興味を持ったのもプリトヴィツェ国立公園の写真を見た時でした。
スプリットからならプリトヴィツェ国立公園へ行けるかなと思っていたのですが、なんと片道約4時間かかります。日帰りで行こうと思ったら1日の内8時間もバスに乗っていないと行けない事になります。
そして日帰りでスプリットからプリトヴィツェ国立公園へ行こうと思うと、バスの時間が全くもって良くないんです。
朝早くスプリットを出て4時間かけてプリトヴィツェ国立公園へ行きます。
お昼前頃に到着して観光と思いきや、プリトヴィツェ国立公園からスプリットへ帰るバスが午後の2時頃発。その後は無いんです。。。
自力で日帰りは不可能ではありませんが、時間の無駄の様に感じます。もし往復4時間かかっても日帰りでスプリットからプリトヴィツェ国立公園へ行きたい方は、スプリット発の現地バスツアーに参加することをオススメします。
片道4時間もかかるなら日帰りじゃなくプリトヴィツェで1泊したら?と思ったのですが、既にホリデー期間中のホテルは全泊スプリットで予約してしまっていました。ホリデー開始までもう数日、と言ったタイミングでスプリットからプリトヴィツェが遠い事に気が付いたので時遅し。キャンセルしてプリトヴィツェ付近のホテル探して、、、と間に合いそうもなく、気力もなく、諦めることにしました。
折角のホリデーでゆっくりする事が目的だったので、往復8時間のバスの旅でのプリトヴィツェ国立公園は諦めました。だって、それより近くに負けず劣らずの美しいクルカ国立公園があるのだから!
スプリットからクルカ国立公園へ
自力でスプリットからクルカ国立公園へ行く事は可能です。バスが何本か出ています。
しかし自力でバスで行くのと現地ツアーに参加するのを比べた際に、値段が対して違わないことを発見しました。楽していけるツアーの方が、自力でバスの時間を心配しながら行くより良いかなと思いました。
現地ツアーだとバスで大人数で行くため、クルカ国立公園自体への入園料にグループ割引がありました。この割引分を考えるとツアーの方が気が楽で良いと思い、ツアーに参加する事にしました。
オススメ現地ツアー会社
自力で行くのと現地ツアーに参加するのを悩みに悩んだのですが、現地ツアーに参加することを決めたのは安い現地ツアーを見つける事が出来たからです。
スプリットのいくつもの現地ツアー会社へ行って見つけた安いツアーです。
スプリットからクルカ国立公園へ行きたい方へ是非オススメしたいです。
オススメの現地ツアー会社の名前は、「Daluma Travel - Tourist Office」です。
住所: Obala kneza Domagoja 1, 21000, Split
営業時間: 8:00~21:00
場所はスプリットのバスターミナルのある通りの街の中心部側の端です。
ほとんどの現地ツアー会社がクルカ国立公園へのツアーを200クーナで販売していたのですが、こちらの旅行会社は170クーナでした。
更に、別の現地ツアー会社が週に2日のみクルカ国立公園ツアーを開催している一方、こちらのツアー会社は毎日開催されていました。
クルカ国立公園への入場料も、10月の閑散期の入場料が100クーナなところ、グループ割引で75クーナになりました。
クルカ国立公園入場料
クルカ国立公園への入場料は行く時期によって異なります。
夏のハイシーズンは高くなり、冬の閑散期には安くなります。
6~9月のハイシーズン
大人···200クーナ
7~18歳···120クーナ
4·5·10月の中間期
大人···100クーナ
7~18歳···80クーナ
11~3月の閑散期
大人···30クーナ
7~18歳···20クーナ
7歳未満のお子さんは無料です。
時期によってだいぶ料金が異なるので、ご旅行の予算を考えるときは行かれる時期もご考慮下さい。
クルカ国立公園は一度に入場できる入場者数を、環境保全のために制限をかけています。
1度に1万人までが入場可能です。
特に夏のハイシーズンは大変人気な観光地となりますので、ツアーではなく個人でクルカ国立公園へ行かれる方は、公園への入場チケットを事前にオンラインでご予約されることをオススメします。
クルカ国立公園へ
現地ツアー会社のツアーに申し込んで、クルカ国立公園へ行くことにしました。
ツアーの集合場所はツアーチケットを買った旅行会社前で、集合時間は朝10時でした。
集合場所に集合時間に集まれば、後はツアーバスでクルカ国立公園まで連れて行ってくれるので安心です。
スプリットからクルカ国立公園まではバスで1時間半ほどです。
到着したら約4時間の自由時間です。
ラベンダーの香り
クルカ国立公園に到着しバスを降りるとラベンダーのとっても癒やされるいい匂いがしました。
実はクルカ国立公園があるこのエリアは、ヨーロッパで2番目にラベンダーが密集しているエリアだそうです。
その為ラベンダーのいい匂いが公園中に広がっています。また、公園内のお土産屋さんでもラベンダーグッズが売られていました。もしクルカ国立公園のお土産をお探しでしたら、ラベンダー製品もいいかもしれません。
夏は泳げる
クルカ国立公園では、なんと夏限定ではありますが泳ぐ事ができるんです。
クロアチアの国立公園の中ではまだまだプリトビッツェ国立公園が群を抜いて有名で、 クルカ国立公園はプリトビッツェの知名度には及びません。 しかし、クルカ国立公園はその素晴らしい天然の滝もとで泳げることで近年知名度を上げています。
自然保護をしている国立公園の滝のもとで泳げるなんて、まさにここクルカ国立公園でしか体験できないことです。 大自然の中、人が泳いだり、 水辺で遊んでいる風景は正に楽園のようで、泳ぐ勇気がなくとも、 必見の光景でもあります。
クルカ国立公園で泳げる期間は、6月から9月までの夏場のみです。クロアチアの国立公園で泳いでみたいという方は、6月から9月 にクルカ国立公園を是非訪れてみてください。
絶景ポイントがたくさん
クルカ国立公園では絶景ポイントが盛りだくさんです。
ハイキングコースのあちらこちらに展望写真スポットがあり、そこからの景色は絶景!
世界最古?の水力発電
実はクルカ国立公園には水力発電所があり、 世界初の水力発電で電気を街に提供したという歴史ある場所でもあります。
ちょっとややこしいのですが、 世界最古の街に電力を提供した水力発電所ではあるのですが、 実は世界最古の水力発電所ではありません。 世界最古の水力発電により電力に街に提供した水力発電所です。
クルカ水力発電所では1895年8月28日から近接するシベニク という街に電力を供給し始めました。
一方、 世界初に水力発電をした水力発電所はナイアガラの滝の近くのアダムス電力発電所です。 アダムス電力発電所ではクルカ水力発電所よりも3日早い1895 年8月25日に発電の操業が始まりました。しかし発電した電力が近隣の街バッファローに供給されたのは、1 年以上も後の1896年11月16日です。
ということで、 クルカ水力発電所は発電所として稼働し始めたのは惜しくも3日差 で世界で2番目ですが、 水力発電で街に電力を提供した発電所としては世界最古ということ です。
まとめ:スプリットから行くクルカ国立公園
クロアチアと言えばプリトヴィッツェ国立公園が有名ですが、スプリットから日帰りで行けるクルカ国立公園も負けず劣らずの美しさです!
プリトヴィッツェ国立公園程の混雑具合ではないのもオススメな理由の一つです。
夏には、「世界一美しい滝」があるとされているクルカ国立公園では泳ぐことも出来ます。
泳げる夏に行っても、夏以外の期間に行かれても、絶景に感動する事間違いなしのオススメ観光地です!
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