クロアチアのスピリットという場所に行ってきました。
アドリア海に突き出るような小さな半島に、歴史ある街並み。そんな素敵な場所でホリデーを過ごせて最高でした。
今回はスプリットで見つけたおすすめソフトドリンク「Pipi」 をご紹介します。
旅行中のジュース
観光地のおすすめ料理、ビール、 ワインの紹介はよく見かけますが、アルコールがあまり得意ではない私。
基本的にはホリデー中もソフトドリンクばかりを飲んでいるのですが、ソフトドリンクって基本的にどこの国に行っても、 コーラーやスプライト、 ジュースと旅行へ行かなくても飲めるお決まりのジュースばかり。南国に行けば、その土地のフルーツを使ったフルーツジュースの選択肢がありますが、やはりお酒をたしなむ人より楽しみが少ないな、と思うことがあります。
お酒を飲む人はその土地のビールやワイン、ウィスキーなど、「お酒を楽しむ」ことも観光の一つですよね。
お酒が飲めないとそんな楽しみが出来ないのが少し残念ですが、クロアチアのスプリットにはその土地特別のソフトドリンクがありました!
クロアチア・スプリットのジュース「Pipi」
クロアチアのスプリットに行った際に、 レストランのドリンクメニューで「Pipi」 というものを見つけました。コーラやスプライト、ジュース、ミネラルウォーターとの間になんの疑いもなく、 当たり前のようにドリンクメニューに載っている「Pipi」。
一体「Pipi」とは何かと思いその際は、 注文をしませんでした。
しかし次に別のレストランへ行った際も、Pipiを発見!
得体のしれないPipiを頼むか悩んでいたのですが、 レストランスタッフがオススメというので、このなぞのPipiを注文してみました。
ド派手なパッケージ「Pipi」
注文した「Pipi」が早速テーブルに運ばれてきました。
なんとなんと、パッケージがド派手!!!
ブロンドのツインテールの女の子が、スプリットにぴったりの青空の元、オレンジから果汁をストローで吸って飲んでいるパッケージです。
パッケージがあまりにド派手で、遠くからでも「あ、Pipi飲んでる!」とわかるほどです。
スプリットのローカルジュース「Pipi」
Pipiはスプリットのローカルソフトドリンクです。
スプリットのファンタとでも言えるPipiは、 オレンジ味の炭酸飲料。
ファンタよりもオレンジの風味が強く、暖かいスプリットの地域にぴったりの爽やかでリフレッシュできる味でした。
Pipiは1980年代から90年代に爆発的な大ヒットをしたソフトドリンクで、現地の人にはちょっと懐かし飲み物のようです。
Pipiを製造する会社「Dalmacijavino」 は経営が困難な時期があり、Pipiの製造量を減らしたことがあ るそうです。その為Pipiを飲むのが難しくなりました。
製造量を減らした時期には、Pipiのボトルコレクターが現れ、Pipiを買うのはまるでビンテージのワインを買うくらい難しく、また価値のあることになったそうです。
この入手困難なPipiの状況に地元の人達は激怒します。
Pipiを製造する会社「Dalmacijavino」もPip iの販売が会社の利益にとって重大であることと、Pipiがどれ程地元の人に愛されているかを理解し、販売を再開したそうです。
私はスプリットに4日間滞在しましたが、Pipiがレストランにおいてある可能性はなんと90%でした。ほぼほとんどのレストランで見つけられます。
地元民に愛されるPipi
地元の人に愛されて、守られているPipi
Pipiを飲まずして、スプリットへ行ったとは言えない!
街中ではなんとPipiのTシャツを着ている人がいました。
私も欲しい~!と思うほど、私はPipiのファンになりました。
是非スプリットへ行ったらPipiをお試しください!
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