今週末はイースターで、イギリスでは4連休です。
イースターサンデーであるイースター当日の前の金曜日と、イースターサンデーの翌日の月曜日がお休みで、4連休です。
イースターサンデー前の金曜日はGood Fridayと呼ばれ、イギリスではフィッシュ&チップスを食べるご家庭が多いのですが、コロナウイルスでこの状況なのでお家でヴィーガンフィッシュ&チップスを作ってみました。
イースターとGood Friday
そもそもキリスト教の祭典であるイースターって?と思われる方もいるかと思います。
イースターとは「復活祭」のことです。
イエス・キリストが十字架にかけられて亡くなった日から3日目に生き返り、復活したことを記念してお祝いする祭典です。
毎年イースターの日にちはずれるのですが、基本的には「春分の日から最初の満月の次の日曜日」がイースターの日で、「イースターサンデー」と呼ばれています。
ではGood Fridayとは?というと、
イエス・キリストは十字架にかけられて3日目に復活したので、日曜日が復活したイースターだとすると3日前の金曜日が十字架にかけられた日として、「Good Friday/グッドフライデー」と呼ばれる祝日となります。
Good Fridayでフィッシュ&チップス
Good Fridayにはイギリスでは多くの方がフィッシュ&チップスを食べます。
フィッシュ&チップスのお店もいつも以上に込み、例年でしたら列が出来ているお店も結構あるとか。今年はコロナウイルスの影響でその光景はあまり見られなかったのではないかなと思います。
では、なぜGood Fridayにフィッシュ&チップスをやべるのか?
気になって調べてみました。
諸説あるうちの一つです。
まず、イエス・キリストはGood Fridayに人々の罪を償うために、自分の命を犠牲にして十字架に掛けられました。
その事から、Good Fridayに人々もイエス・キリストの様に何かを犠牲にするという習慣が生まれたそうです。その犠牲と言うのが、お肉を食べないという事です。
またイエス・キリストは十字架掛けられ、肉·肉体を犠牲にしました。それを記念した祝日であるGood Fridayなので、肉·肉体を象徴する物を食べる習慣が始まったそうです。
ただ動物のお肉を食べずに、海の肉である魚を食べるようになったそうです。
更には魚はキリスト教を表すシンボルとしても使われていたり、キリスト教の使徒達に漁師と関連する人物が多かったりと魚と関係が深いことから、Good Fridayには魚が食べられるようになりました。
現在のイギリスでは魚と言えば、国民食のフィッシュ&チップスが一番お手頃に食べられる魚料理です。
したがって、イギリスではGood Fridayにフィッシュ&チップスを食べる方が多くいます。
ヴィーガンフィッシュ&チップス
私はヴィーガンなので、Good Fridayでも魚は食べません。
ただ少しでもこのコロナウイルスで生活が制限されている中でイースターを楽しみたいと思い、【ヴィーガンフィッシュ&チップス】をお家で作ってみました!
作ったのは豆腐フィッシュ&チップスです。
豆腐フィッシュ&チップスなので、略してToufish&Chipsです。
お豆腐を海苔で巻いて、バターをつけて揚げるだけなので、とっても簡単でした。
海苔のおかげでお豆腐がまるでお魚の様な磯の香りがして、本当のフィッシュ&チップスに負けず劣らずの上出来toufish&chipsで大満足のお味でした。
手作りヴィーガンフィッシュ&チップスを食べたGood Friday
コロナウイルスで旅行の予定もなくなり、まさかのお家で過ごすイースターとなりました。すこしでもお家時間を特別にしてイースターを感じたいなと思って作った【ヴィーガンフィッシュ&チップス】!
普段作らないものを料理したことも特別ですが、フィッシュ&チップスという何ともGood Fridayらしいものを楽しめたので、素敵なイースター休暇1日目を過ごすことが出来ました。
Toufish & Chipsのお味も大満足でお手軽だったので、レシピはまた別途ご紹介したいと思います。
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