先日ロンドンにあるビーガンレストランに行った際、味も見た目も本物そっくりなビーガン寿司を食べてきました!!
とっても感動したのでご紹介です。
ビーガン寿司
ビーガンの私は日本でお寿司を食べる時は
- かっぱ巻き
- いなり寿司
- 納豆巻き
- かんぴょう巻き
などを食べていました。
ビーガンレストランやビーガン料理を提供するレストランの多いイギリスでは、ビーガンスシがメニューにある事もしばしばあります。
ほとんどの場合、
日本と同様に
- かっぱ巻き
- いなり寿司
日本のお寿司屋さんではあまり出会えないものとしては
- にんじんやアボカドの入ったカリフォルニアロール
- 赤のパプリカをマグロにみたてた握り寿司
などがイギリスでよく見るビーガン寿司です↓
wasabiという日本食チェーン店のビーガンお寿司セットです。
しかし先日、日本でも食べたことのない、もしかしたらビーガン先進国のイギリスだからこそ食べられるのではないかと思われる、「味も見た目も本物のお寿司にそっくりなビーガン寿司」を食べてきました!
こちらがビーガン寿司です!
“マグロ”や“サーモン”は、サシが入っていて本物のお魚のお寿司の様に見えませんか?!
欧米や西洋ではお寿司といえばカリフォルニアロールを思い浮かべる人が多いためか、カリフォルニアロールもありますが、メニューには「裏巻」となっていました。(ちゃんと日本語だー!)
料理を運んでくれたウェイターさんからは、いなり寿司を指差しながら「これは甘いから最後に食べた方がいいよ」と、ちょっぴりデザート感覚で提供されました。
いやー、ビーガン寿司が本当に本当に美味しかったです!!
お肉もどきの製品はたくさん市場に出回っていて、ビーガンバーガーなんかはかなり多くに場所で食べることが出来るのですが、お刺身は初めて!
“マグロ”も“サーモン”も脂ののったお刺身でした!
裏巻の1種類にもビーガンサーモンが入っていたのですが、す飯と他の具材と一緒にお醤油やわさびをつけて食べると、本物と錯覚します。
騙される人いるかと思います!
そして、これだったらお魚の生臭さが苦手でお寿司を食べれない人でも行けるんじゃないかなと思いました。
寿司セットに付いていた海老の天ぷらもかなり美味しかったです!
以前、ビーガンレバノン料理屋さんでエビチリを食べた際にも、エビがプリップリで美味しかったのですが、こちらの海老の天ぷらもプリップリで美味しかったです!
ビーガン寿司もビーガンの海老の天ぷらも美味しすぎて、また絶対にここに来ようと誓いました!!
ビーガン寿司は何で出来ている?
見た目も味も本物そっくりでとっても美味しかったビーガン寿司。
一体何で出来ているのでしょうか?
食感と味とゆっくり吟味してみた感じ、こんにゃくと脂分なんではないかなと思いました。
私の行ったお店の情報では無いのですが、ビーガン寿司が何で出来ているのか、2つ情報を見つけました。
1つ目は、Zalmonについてです。
Zalmonとはお刺身の食感や味を真似たビーガンのお刺身だそうです。サーモン(Salmon)から来ている名前です。
主に、海藻やタピオカのスターチ、フレックスシードや菜種などの油から出来ているそうです。
もう一つは、こんにゃくとその他豆や芋などのスターチから出来ている、ビーガン刺し身もあるそうです。
私のこんにゃくから?という予想はあながち間違いではなかったようです。
でもこれだけ見た目も味も真似て作れるとは凄いです!見た目なんて芸術の領域です!
お魚命を奪わずに、お刺身そっくりなものが食べれるなんて本当に未来食って感じがします。
そうは言っても海藻やこんにゃくなど馴染みあるものかあ出来ているのも嬉しいです。
ビーガンレストラン123V
私が本物のお寿司そっくりなビーガン寿司を食べたのは、ロンドンにある「123V」というレストランで、New Bond StreetにあるFenwickというデパートの中にあります。
フレンチシェフでミシュランスターも獲得したことのあるAlexis Gauthierのレストランです。「123V」自体はミシュランスターを獲得したことのあるレストランではないのですが、ミシュランスターを獲得したことのあるシェフが、2016年にビーガンになり、その後オープンさせたレストランです。
そんなシェフが監修するメニューだけに、芸術的でおいしいお料理を提供しているにも納得です。
ちなみにAlexis Gauthierさんのミシュランスター持ちのレストラン「Gauthier Soho」も2021年からビーガンレストランになったそうです。いつか何か特別な日や記念日などに行ってみたいです。
今回私と彼が二人で食べたのは、Grand Sushi Set(£19.50)とQuesadilla Rojo(£14)です。
グランド寿司セットには”エビ”の天ぷらが付いてきます。
ケサディーヤにはサイドディッシュとしてチップスを選びました。
グランド寿司セットはちょっとお値段はりますが、ケサディーヤやバーガーなんかは再度が付いて14ポンドならロンドンの平均的なお店と変わらないのと思います。
このお値段でこのクオリティーは素晴らしい!
今回挑戦できなかったバーガーを是非次は挑戦したいです。
123Vはテラス席とFenwick内地下レストランがあります。
お天気のいい日や、まだまだコロナが気になる方はテラス席でご飯を食べれるのはとてもありがたいと思います。
ただ123Vは夜は開いていないので注意が必要です。
123Vのウェブサイトはこちら→123V