北イタリア旅行の7日目は、ミラノ観光です。
ガルダ湖とは打って変わっての都会のミラノを満喫しました。
- ミラノ1日観光ルート
- 朝食は名店ルイーニ(Luini)の揚げピザ
- ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)見学
- ヴィットリーオ・エマヌエーレ2世のガレッリア
- ミラノ・スカラ座
- 無料で名画を堪能、サンマウリツィオ教会
- 最後の晩餐があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
- ビーガンジェラート Gelato Libre -DOMORI-
- 若者に人気オシャレエリア、ナビリオグランデ運河
- ローマ時代の遺跡:コロンヌ・ディ・サン・ロレンツォ
- ミラノで地下鉄に乗る
- 【北イタリア観光⑥】ミラノ旅行記 1日観光
ミラノ1日観光ルート
こちらが今回ミラノで1日観光した際のルートです。
スフォルツェスコ城などは既に別日に観光していたので、この日は足を運びませんでした。
ミラノを歩いていると、可愛らしいトラムが走っているのを見かけます。
私たちはトラムは利用しなかったのですが、トラムを利用しての観光も風情がありよさそうです。
では、早速ルートに沿って私のミラノ旅行記をご紹介します。
朝食は名店ルイーニ(Luini)の揚げピザ
朝食の付いていないホテルに宿泊したので、朝食はミラノのB級グルメ、ルイーニ(Luini)の揚げピザを食べることに。
ミラノの人なら誰でも知っている名店だそうです。
かなりの名店で、午後の観光客が増える時間帯に行くと混んでいるようなので、午前中の空いている内に行けて良かったです。
*行列ができていても、テイクアウト専門店なので回転が速いとか!
場所はミラノの観光名所ドゥオーモのすぐそば。
ルイーニはPanzerotto(パンツェロット)専門店です。
パンツェロットとはイタリアで有名な揚げパンで、小さな揚げたカルツォーネのようなもの。パン生地にトマトやチーズなどのフィリングをはさみ半月型に折りたたみ、油で揚げたものです。
専門店なので、中のフィリングの種類がたくさんありました。
店内の様子はこんな感じです。
サンドイッチ屋さんでサンドイッチを注文するような感じです。
1つ当たり€3ほどで購入でき、朝食や軽食にぴったり。
名店ルイーニ(Luini)のメニュー
セイヴァリー(塩味)とスイーツの2パターンのパンツェロットがあります。
食事になるセイヴァリーの方には
などがありました。
スイーツの方には、
- リコッタとチョコレート
- 梨とチョコレート
- チェリーとチョコレート
- イチゴとチョコレート
- チョコレート
- チョコレートとピスタチオ
- ミックスベリーとカスタード
- イチジク、クルミとカカオ
がありました。
私が食べたのは、オニオン、オリーブ、トマト味のパンツェロットです。
こちらはなんとビーガン。
揚げピザとのことでカレーパンのような重たいものを想像していたのですが、そんなに脂っぽくなく、軽くペロッと食べてしまいました。男性でしたら2つくらい食べたい軽さかもしれません。
揚げピザに包まれた中身がまだほんのり暖かく、トマトとオリーブの塩味が丁度よく、おいしかったです。
お手頃価格で、ミラノ観光の際の朝食や軽食にピッタリです!
ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)見学
名店ルイーニ(Luini)から徒歩2分、ほんの目と鼻の先には、ミラノ観光の大目玉「ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)」があります。
完成までに500年要したドゥオーモの、その大きさと彫刻一つ一つの細かさに圧巻されました。
ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)のチケット購入
ドゥオーモに向かって、右手側の道路を挟んだ側にチケット売り場があります。
ドゥオーモ美術館が併設されている建物です。
チケットの種類はたくさんあるのですが、メインのチケットと料金は下記の通り(2023年5月現在)。
この他に、テラスのみのチケットやテラスへの優先入場チケットなどがあります。
下記、公式サイトからご確認下さい。
Duomo di Milano – Online Tickets
私たちがミラノへ行った日はお天気が良くなかったので、テラスへのアクセスを含まない、ドゥオーモ&ミュージアムのチケットを購入しました。
いざ、ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)の中へ!
ドゥオーモの中も壮大!
現代の技術があってもこんな壮大なものを建てる技術がどんなものかを理解できない私にとっては、500年の年月をかけ1800年代に完成したと思うと、どうやって建てたのだろうという疑問がぬぐえませんでした。
建物自体だけでなく、ステンドグラスもとっても素敵でした。
ドゥオーモ博物館
ドゥオーモ見学後は、ドゥオーモ博物館へ。
ドゥオーモ博物館はチケットを購入した場所が入口です。
ドゥオーモ博物館はドゥオーモの彫刻やステンドグラスを詳しく見れる博物館です。
ドゥオーモに実際に取り付けられている装飾は位置が高かったりと、なかなか肉眼でまじまじと見学することは難しいのです。しかし、ドゥオーモ博物館ではそんな彫刻などをまじまじと見学することが出来ます。
ドゥオーモの小型模型もあり、ドゥオーモの全体像を確認することが出来ます。
ドゥオーモ博物館内は展示品を守るため、全体的に薄暗かったです。グループでの見学やお子さんとの見学ははぐれない様に一緒に回るのが良さそうです。
写真撮影は可能ですが、フラッシュをたいての撮影は禁止。また、動画の撮影も禁止されています。
ヴィットリーオ・エマヌエーレ2世のガレッリア
ドゥオーモ見学後は、ドゥオーモのすぐお隣にある、「ヴィットリーオ・エマヌエーレ2世のガレッリア」を見学。
ディズニーランドの入り口のお店がたくさんあるエリア「ワールドバザール」のモデルになった場所で、アーケート街です。
「ファッションの都」と呼ばれるミラノを感じられる場所でもありました。
グッチ、プラダ、ルイ・ヴィトンなどの高級店が軒を並べています。
レストランやカフェも多くあり、この素敵なアーケート街を眺めながらのお食事は素敵かもしれません。もちろん観光客に人気なスポットだけあり、メニューを見た限りお値段も張るようでした。
「ヴィットリーオ・エマヌエーレ2世のガレッリア」は、1865年から1877年にかけて、イタリアの建築家ジュゼッペ・メンゴーニによって建てられました。
実は彼はここのドームを建築中に、梯子から落下するというアクシデントで亡くなったそうです。何とも悲しい事実ではありますが、命までかけてこんな素晴らしいものを作ってくれたメンゴーニに感謝しながら見学をしました。
ミラノ・スカラ座
ミラノ大聖堂(ドゥオーモ)側から「ヴィットリーオ・エマヌエーレ2世のガレッリア」を通り、反対側へ抜けるとすぐにイタリアオペラ界の最高峰とされるスカラ座の登場です。
オペラの鑑賞の他に、スカラ座内の見学することも可能ですが、私たちは外観だけの見学にしました。
無料で名画を堪能、サンマウリツィオ教会
次に向かったのは、無料でフレスコ画でできた名画を堪能できる「サンマウリツィオ教会」です。
スカラ座から徒歩で10分強の場所にあります。
ミラノにはたくさんの教会があるのですが、
- たくさんありすぎてどこに行っていいのかわからない
- どれも同じようで違いがわからない
など、教会や宗教画初心者にオススメな場所だと思います。
なぜなら、、、
- ノアの箱舟
- 最後の晩餐
など、誰もが知っている名画をここで無料で見ることができるからです!
サンマウリツィオ教会内部を埋め尽くすフレスコ画の美しさに息を飲むほどでした。
サンマウリツィオ教会は16世紀に建てられた、それほど大きくない教会です。
無料でサラッと立ち寄れるので、おすすめです。
最後の晩餐があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
サンマウリツィオ教会から今度は歩いて、『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ行きました。
その途中で、イタリアのサンドイッチ「パニーニ」をパニーニ屋さんでランチとして取ることに。気軽においしいパニーニが食べられるのはイタリアの良いところ!ランチに困ることがありません。
名画『最後の晩餐』はその美しさを保存するために、多くの観光客が一度に訪れることによる湿気などからダメージを受けないように見学は完全予約制です。
私たちはミラノへの旅行を決めた1ヵ月程前にサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会で『最後の晩餐』を見るためのチケットを事前予約をしようとしたのですが、既にチケットは売り切れ。
学校の長期休みとは重ならない時期にミラノへ行ったのですが、それでも1カ月前には既に売り切れでした。『最後の晩餐』を見たい方はかなり前もって予約をするか、旅行会社に相談するのがいいかもしれません。
私たちは、ここにあの『最後の晩餐』があるのか~と思いながら、外観だけを見学。
サンマウリツィオ教会でレオナルドダヴィンチの弟子が作成したと言われる、フレスコ画の『最後の晩餐』を見学したので満足です!
ビーガンジェラート Gelato Libre -DOMORI-
折角イタリアに来たのだから、ジェラートを食べなくては!
ということで、卵や乳製品を使用していないビーガンジェラートを扱っている「Gelato Libre -DOMORI-」に行きました。
ピスタチオやヘーゼルナッツ、チョコレート味があり、なめらかでとっても美味しかったです。
そして、2フレーバーで€2.50とかなりお得!
ビーガンでも現地の名物スイーツを食べられて大満足です。
若者に人気オシャレエリア、ナビリオグランデ運河
ジェラートを食べたあとは、若者に人気なオシャレエリア「ナビリオグランデ運河」へ向かいました。
この付近にはオシャレなカフェやバーが運河沿いにあったり、若者に人気そうなレストランや雑貨屋さんがありました。
ローマ時代の遺跡:コロンヌ・ディ・サン・ロレンツォ
ナビリオグランデ運河から北上し、街の中心部へ戻る方面へ歩くと、ローマ時代の遺跡があるコロンヌ・ディ・サン・ロレンツォへ到着します。
巨大な柱が長い間残っているのに、感動しました。
ミラノで地下鉄に乗る
最後は歩き疲れたのと、乗ってみたいと思ったので、ミラノで地下鉄に乗ってみました。
一回乗車券を購入してホテルの近くまで戻りました。
【北イタリア観光⑥】ミラノ旅行記 1日観光
歴史あるものを見て、おいしい名物も食べ、とっても素敵な1日でした。
オシャレな建物が多く、歩いているだけでも楽しいミラノを大満喫できました。