ビーガン娘のイギリス生活記

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【4泊5日マルタ旅行記】ゴゾ島観光

4泊5日のマルタ旅行の3日目です。

1、2日目は天然プールで泳いだり、首都バレッタ散策を満喫しながらも、あまり美味しいご飯に出会えずにいました。

 

3日目はマルタの自然の美しさと長い歴史に圧倒されました。

それでは私の4泊5日マルタ旅行記の3日目です。

 

3日目:ゴゾ島観光

3日目はマルタ島からフェリーに乗って、ゴゾ島へ行きました。

マルタ共和国の中で大きな島は、マルタ島、ゴゾ島、コミノ島です。

 

コミノ島は船が浮いて見えるほど水の透き通ったビーチのブルーラグーンが有名です。是非それを一目見たかったのですが、ゴゾ島も見どころが多く欲張るって忙しい旅になるのも嫌だったので、今回はコミノ島には行かずゴゾ島だけ行くことにしました。

 

朝早起きしてコミノ島とゴゾ島の両方へ行ったり、ツアーに参加して両方の島を見学することもできます。

 

マルタ共通のバスカードを購入

昨日までは乗車の際にバスの運転手さんからバスチケットを買っていたのですが、マルタのバスカードを購入した方がお得なため、購入することにしました。

 

丁度ホテルの隣のショップでバスカードが販売されていました。

バスカードはいろいろ種類があります。

  • 21ユーロで7日間バス乗り放題カード
  • 15ユーロで12チケット分のカード

などが主です。

 

私達は7日間もマルタいないし、12回分もバス乗るかな?と思っていたので最初にバスチケットを買わなかったのですが、

実は、15ユーロで12チケット分のバスカードはカードをシェアすることが出来ることを知り、このバスカードを購入しました。

 

バスに乗る際は一人がまずバスカードをカードリーダーにタッチし、「ピッ!」と音が鳴り読み込まれたら、カードをシェアしている人に渡し、その人が再度バスカードをカードリーダーにタッチすれば大丈夫です。

 

こちらのバスカードでもバスの運転手さんからバスチケットを購入するように、最初にバスに乗車してから2時間以内なら無料で乗り換えることが出来ます

 

スリマからゴゾ島へ

私達の滞在していたホテルのあるスリマからゴゾ島へは、バスで1本でマルタ島北部にあるフェリー乗り場まで222番のバスで1本で行くことが出来ます。

バスは30分に一本、乗車時間は1時間強です。始発駅から終点駅までの乗車になるので、座って景色を楽しみながらの旅となりました。

 

フェリー乗り場へ着くと、タイミングよくすぐフェリーに乗ることが出来ました。

フェリーは45分に1本、30分の船旅です。

 

マルタ島からゴゾ島へ行くときには乗船チケットは必要ありません

ゴゾ島からマルタ島へ船に乗る際に、往復チケットを購入します。

マルタ島からゴゾに行く人は全員マルタ島に帰っていく前提で、ゴゾ側でしかチケットを販売していないようです。

 

フェリーの中にはカフェテリアやコンビニがありました。

 

甲板にでて景色を楽しむこともできます。

マルタ島からゴゾ島へ向かう際は、進行方向の左側にいるとコミノ島を見ることが出来ます。

 

フェリーからのコミノ島:plain

 

コミノ島の北側に特に水が青く光っているエリアを目にすることが出来ます。そこがフルーラグーンです。

 

マルタ島からゴゾ島へ:plain

 

ピラミッドより古い世界遺産ジュガンティーヤ神殿へ

フェリーでゴゾ島に到着してからは、まずピラミッドより古い世界遺産のジュガンティーヤ神殿へ行くことにしました。

 

フェリーを降りてターミナルを出ると左手にバス乗り場があります。

ほとんどの人がフェリーを降りた後ゴゾ島の首都ビクトリアへ向かうバスに乗るので、ジュガンティーヤ神殿へ行くバスは空いていました。

 

ゴゾフェリーターミナルからジュガンティーヤ神殿へは322番のバスで約30分ほどでです。ラッキーなことにスリマからのバスに乗ってから、2時間以内だったのでバス料金は追加でかからずでした。

 

ジュガンティーヤ神殿は新石器時代の巨石神殿で、世界で最も古い宗教施設として世界遺産に登録されています。

 

エジプトのピラミッドは約4500年前に建てられたと言われていて、ジュガンティーヤ神殿は約5500年前に建てられたと言われているので、ピラミッドよりも古いことになります。

 

ゴゾの伝承によるとジュガンティーヤ神殿は巨人によって建てられてとか。

確かに5500年前にこんな巨石で建てられたものがあったと思うと、巨人が建てたと言い伝えられてもおかしくないな、と思いました。

 

ジュガンティーヤ神殿への入場料は10ユーロです。

 

まず、屋内の博物館でジュガンティーヤ神殿の歴史やそこで一緒に発掘されて品々を見学します。小ぶりな博物館なので、情報量の多さでパンクすることもなくとてもいい博物館でした。

 

ピラミッドより古い世界遺産ジュガンンティーヤ神殿へ:plain
ピラミッドより古い世界遺産ジュガンンティーヤ神殿へ:plain

 

その後ルートに沿って進むと、5500年前に建てられたジュガンティーヤ神殿を見学することが出来ます。

 

ピラミッドより古い世界遺産ジュガンンティーヤ神殿へ:plain

 

ピラミッドのような巨大な遺跡ではありませんが、5500年前に作られた神秘的なエネルギーを感じました。

 

ピラミッドより古い世界遺産ジュガンンティーヤ神殿へ:plain

 

マルタは遺跡群もとても有名で、どの遺跡を見に行くのがいいのか悩んでいたのですが、ジュガンティーヤ神殿を選んでよかったと思います。

 

 

ゴゾ島の首都ビクトリアへ

ジュガンティーヤ神殿見学後はゴゾ島の首都ビクトリアへ向かうことに。

バスも出ているのですが、本数が少なく歩いても30分ほどで行けるので歩いていくことに。

 

歩き始めは地中海の異国感ある道を歩いていて楽しかったのですが、道中は急な坂を下り、上りと結構大変でした。30度もある中日陰も少なく正直バスに乗ることをお勧めします(苦笑)

 

ゴゾ島の首都ビクトリアへ:plain

 

マルタのゴゾ島で食べたおいしいビーガンバーガー

ゴゾ島の首都ビクトリアも丘の上にあるのですが、ビクトリアの入り口、坂のふもとでベジタリアンのメニューも少しあるレストランを見つけたので、ここでお昼にしました。

 

メニューのベジタリアンバーガーのところに、ビーガンオプションありと書いてあったので、それを頼むことに。

 

きっとベジタリアンバーガーのチーズ抜きなのかな?と思ったら、チーズの代わりにアボカドペーストを塗ってくれていました。バーガーもチップスもおいしい!

マルタで食べたごはんの中で、一番おいしかったです。

 

マルタのゴゾ島で食べたおいしいビーガンバーガー:plain

 

イギリスのレストランも結構量が多いのですが、いつも私は完食します。

しかし、このマルタのバーガーとチップスはイギリスのレストランよりも量が多かったです。

 

よくよく考えてみると、マルタのレストランで食べた料理はどれも量が多かったです。イギリスのレストランと比べても、多かったです。

なので、マルタで外食をされる際は前菜やサイドメニューなどはあまり頼まなく良いかもしれないです。

 

やっとマルタでおいしいご飯にありつけて、大満足。

値段もアイスコーヒー2つ、バーガーとチップスのセット2つで15ユーロ程とお安く、大大大大満足でした。

 

ゴゾ島ビクトリアの大要塞(チタデル)

遅めのランチ後はゴゾ島の首都ビクトリア散策。

 

坂の上にありビクトリアを一望できる大要塞(チタデル)を散策しました。

 

ゴゾ島ビクトリアの大要塞(チタデル):plain
ゴゾ島ビクトリアの大要塞(チタデル):plain

 

中東とヨーロッパ、アフリカなどの中間にあるマルタは長い歴史の中、度々侵略に合います。

 

1555年にオスマン帝国がゴゾ島に侵略し、ゴゾ島民約6000人を奴隷として連行していきました。

 

この悲劇の再発を防ぐため、この大要塞(チタデル)は増築され強化されたそうです。

 

強化された大要塞だけあり、今でもなんだか安心感がありました。そしてチタデル内は迷路の入り組んでいたので、これももしも侵略があった際に敵を惑わすためでしょうか?

 

ゴゾ島ビクトリアの大要塞(チタデル):plain

 

長い年月が経ち、侵略者としてではなく観光客として訪れた私は、迷路の様なチタデル内散策や、チタデルから見れるゴゾ島の景色を満喫する事が出来ました。

 

 

ローマ時代からの塩田ソルトパン

ビクトリアからローマ時代からの塩田「ソルトパン」までは、310番のバスで20分程です。バスでビクトリアを離れていくと、どんどん地元の人が暮らしていそうなローカルエリアになっていきます。

 

ソルトパンはローマ時代から現在まで使われているマルタ唯一の塩田です。

 

 

ローマ時代からの塩田ソルトパン:plain

 

私が行ったのが夕方だったのもあるのか、閑静としていてちょっと神秘的でした。

ソルトパン自体はとても大きいものではないので、圧倒はされないのですが歴史を自然を感じられる素敵な場所でした。

 

期待値大で行くとちょっと残念に感じる場所かもしれませんが、私個人としては行ってよかったです。

お土産として塩を購入することもできます。

 

 

ソルトパンからフェリー乗り場へ

ソルトパンからフェリー乗り場へ帰ります。

 

私達が乗ったのは、310番のバスでマーサルフォーン(Marsalforn)、ここからTD31番のバスに乗り、フェリー乗り場へ帰るルートです。約1時間でした。

 

フェリー乗り場に到着したら、フェリーのチケットを購入し乗船。

 

ゴゾ島:plain

 

楽しかったゴゾ島を名残惜しみながら、バイバイしました。

またいつの日か来れることがあるといいな。。。

 

ディナーはスリマで中華

マルタ島に戻ってきたら、朝フェリー乗り場へ来たバスの逆方面行に乗ってスリマへ帰ります。

 

生憎フェリーの到着がやや遅れ、乗りたいバスに乗れず次のバスを30分待つことに。

でも、フェリー乗り場のバス停は始発駅なので、帰りの1時間のバスも座ることが出来ました。

 

スリマに到着した後は、ちょっとホテルで休憩後ディナーへ。

この日は移動時間が多くディナーも21時過ぎになってしまいましった。

でもホテルのある通りに沢山お店があったのは、ありがたかったです。

 

色々悩んだ挙句、中華レストランへ行きました。

夜も遅かったのと、遅い時間に巨大ランチを食べたのであまりお腹が空いていなかったので、私はスターターの野菜スープと野菜春巻きを食べました。

美味しかったです。

 

ディナーはスリマで中華:plain

 

ゴゾ島観光:まとめ

マルタ旅行の3日目のゴゾ島観光。

小さな島なのに長ーい歴史があり、観光していて驚きの連続でした。

 

ゴゾ島は思っている以上に見どころがあって、1日では回り切れず行きたい箇所のいくつかをあきらめたほどです。

 

休暇を長くとれるなら、ゴゾ島に1泊したかったなと思いました。

そうしたら、コミノ島のブルーラグーンへも行けたかなと思います。