みんな大好き『くまのプーさん』
イギリスで生まれた物語だけあり、イギリスに「プーさんの故郷」が存在します。
そんな「プーさんの故郷」へロンドンから日帰りで行ってきました。
実在した「プーさんの棒投げ橋」や、とっても可愛いカフェ「Pooh Corner」をご紹介します。
- プーさんの故郷ハートフィールドと実在した100エーカーの森
- プーさんグッズがかわいいカフェ「Pooh Corner」
- 「プーさんの棒投げ橋」へ
- プーさんやピグレットの家探し
- ロンドンからプーさんの故郷への行き方
- プーさんの故郷ハートフィールド:まとめ
プーさんの故郷ハートフィールドと実在した100エーカーの森
『くまのプーさん』に出てくる「100エーカーの森」のモデルとなったのは、イギリス南部に位置する「アッシュダウンの森」です。
『くまのプーさん』の作者A.A.ミルンは「アッシュダウンの森」の北部にあるハートフィールドに別荘を買いました。
クリストファー・ロビンのモデルになったA.A.ミルンの息子がお気に入りのぬいぐるみ達と「アッシュダウンの森」で遊ぶ様子が『くまのプーさん』の物語となりました。
そのため、ハートフィールドは「くまのプーさんの故郷であり聖地」です。
プーさんファンが世界中から訪れます。
プーさんグッズがかわいいカフェ「Pooh Corner」
ロンドンからプーさんの故郷へは公共交通機関を利用すると約2時間です。
私がハートフィールドに到着したのはお昼ごろでした。
そのため、「プーさんの棒投げ橋」へ向かう前にプーさんのカフェ「Pooh Corner」で腹ごしらえをしました。
「Pooh Corner」でランチ
カフェのメニューはThe British。
メインメニューには
- サンドイッチ
- ホットサンド(Toasty)
- ベイクドポテト
- サラダ
- スープ
デザートには
- クリームティー(スコーンとお茶のセット)
- ケーキ
などがありました。
メニューは季節によって変わるようですが、私が行った際のメニューはこちら ↓
ベジタリアンやビーガン、グルテンフリーも対応しており、メニューにもしっかり表記されていました。
私はビーガンチーズトースティー(ホットサンド)とビーガンクリームティーを注文。
正直、周りにライバルとなるカフェもなく、更にプーさんの聖地にあるプーさんカフェで、頑張らなくてもお客さんが集まるカフェということで、味に期待をしていませんでした。
しかし、お味も満足!
可愛いデコレーションの店内で、プーさんのティーポットやお皿でおいしいランチができて大満足です。
私と友人は食べなかったのですが、アフタヌーンティー(要予約)やプーさん型のトーストも大人気のようです。
「Pooh Corner」内のショップ&ミュージアム
「Pooh Corner」はカフェでもありますが、ショップ&ミュージアムでもあります。
私が行った際はクリスマスのデコレーションがされており、サンタプーさんがたくさん。
店内のデコレーションが変わるなら、何度来ても楽しめそうです。
ショップにはクラシックなプーさんから、ディズニー版のプーさんまで、様々なプーさんに会うことができます。
お土産を買うのにバッチリ!
どこを見てもカワイイが詰まっています。
ミュージアム部分では、『くまのプーさん』の作者A.A.ミルンやクリストファー・ロビンの写真などが飾られていました。
A.A.ミルンの直筆のメモの展示や、世界中からプーさんが愛されていることがわかる展示まであり、プーさん好きにはたまりません。
トイレの利用と地図をGET
「Pooh Corner」から「プーさんの棒投げ橋」までは片道30分~40分ほど。往復すると1時間~1時間半はかかります。
100エーカーの森の中に入るとトイレがないので、「Pooh Corner」で利用することをお勧めします。
トイレのドアには "The Poo Room"とのジョークが。
「くまのプーさん(Pooh)」と「う〇ちのPoo」を掛けてたジョークです。
また、「プーさんの棒投げ橋」までの地図はカフェでゲットできます。
以前は誰でも持っていけるように地図が置かれていて、さらには日本語の地図も用意されていたようですが、私が行った際はありませんでした。
店員さんに「プー橋への地図はある?」と聞くと、地図を無料でくれ、地図の見方やカフェからプー橋への行き方も説明してくれました。
「Pooh Corner」情報
「Pooh Corner」では事前に予約も可能です。
周りに他のレストランやカフェがなく、このエリアに来た人のほとんどがここで食事やお茶をするので混雑が予想されます。到着時間がはっきりしている場合は予約をお勧めします。
ただ、「Pooh Corner」では予約がなく立ち寄れるように、カフェの座席全体の30%分のみしか事前予約を受け入れていないとか。
そのため、予約が出来なくても大丈夫です!
私たちは予約せずに行ったのですが、5分ほどで席に着くことが出来ました。
席が空くまでの間、「Pooh Corner」内のショップ&ミュージアムを見学することもできるので、待ち時間も楽しむことができます。
住所:High St, Hartfield TN7 4AE
ウェブサイト:Pooh Corner Hartfield Homepage - Pooh Corner Hartfield
営業時間:月~土11:00~17:00、日11:00~16:00
「プーさんの棒投げ橋」へ
「Pooh Corner」で教えてもらった通りのルートを通って、「プーさんの棒投げ橋」へ向かいます。
Pooh Cornerから歩いて向かう場合は、Pooh Cornerを出たら右手に道沿いを10分程歩くと左手に「Hook Farmhouse」が見えてきます。
「Hook Farmhouse」が見えたら、ここの中を入るように左に行き、大通りから外れ、いざ【100エーカーの森】へ入っていきます。
プー橋への案内が早速ありました。
日本語も書かれているので、日本人も多く来るのかと思います。
「Hook Farmhouse」の看板で左に曲がり【100エーカーの森】へ入った後は、Pooh Bridgeと書かれた看板を探しながら歩いて行きます。
田舎道を歩きます。
前夜に雨が降っていたので、道はドロドロ。
歩きやすくて汚れてもいい靴と服装で行くのがおすすめです。
途中、羊さん達を発見。
ことろどころで道を間違えていないか不安になりましたが、その度「Pooh Bridge」の看板を見つけて安心して突き進みます。
途中、開けた丘のような場所も歩きました。
強風の吹きっさらし寒かったけど、冒険感が楽しかったです。夏は気持ちいいかもしれません。
ここからもう少し歩くと、遂にPooh Bridgeに到着!
橋には「Welcome to Pooh Bridge」の案内がありました。
こちらがプーさんの物語の続編『プー横町にたった家』の中に出てくる【プー棒投げ】という遊びをしたプー橋です。
プー棒投げのルールは簡単
- 好きな棒を見つける(地面に落ちているものであること)
- 橋から川の上流側に参加者が一斉に棒を落とす
- 橋の下流側に1番最初の棒が流れたきた人が勝ち
とっても簡単ですが、棒探しから楽しめて子どもが好きそうなゲームでした。
プーさんやピグレットの家探し
【プー橋】の近くには、実はプーさんとプーさんの仲間の家が潜んでいます。
本当にプーさんたちが100エーカーの森(アッシュダウンの森)に住んでいるかのようです。
お家はとても小さくて、よく注意して探さないと見逃してしまうほど。
私たちも気が付かずに通り過ぎていました。
プーさんの家
まず見つけたのは【プーさんの家】
アニメに出てくるプーさんのお家にそっくりです。
プーさんのお家のドアは開きました。どうやらプーさんはお出かけ中のよう。
プーさんの家はPooh Cornerから歩いて行くと、プー橋の少し手前右手側にあります。
ピグレットの家
続いて見つけたのは【ピグレットの家】です。
ピグレットの家はプー橋を渡った後、少しだけ歩き左手側の森の中に発見することができます。
よく見ると上のバルコニーのような場所にピグレットもいました。
そしてピグレットの家の入口にはきちんと看板も!
物語の中ではピグレットはブナの木のお家に住んでいるのですが、これもブナの木なのでしょうか?
オウルの家
ピグレットの家から少し進んだ場所にオウルの家も発見。
オウルの家よりも更に進むとイーヨーの家なども見つけることができます。
ロンドンからプーさんの故郷への行き方
ロンドンからプーさんの故郷「ハートフィールド」へは公共交通機関を利用して約2時間で行くことができます。
行き方は
- ロンドンブリッジ駅からNational RailでEast Grinstead駅へ
- East Grinstead駅から291番のバスでバス停Church Streetまで
- バス停Chuch StreetからPooh Cornerまで徒歩30秒
1. 電車でロンドンブリッジ駅からEast Grinstead駅へ
ロンドンブリッジ駅からSouthern線に乗ってEast Grinstead駅へ向かいます。
電車は約30分毎に出ていて、始発駅から終点駅までで、乗車時間は約1時間です。
週末の時間指定のない往復チケット(Super off peak ticket)で£17.70でした。
2. East Grinstead駅から291番のバスでバス停Church Streetまで
East Grinstead駅に着いたら、291番のバスでChurch Streetまで向かいます。
バスは1時間に1本です。
バスは往復チケットを購入すると片道チケットを買うより安くなります。
往復チケットは£5.10でした。
バスの乗車時間は約25分です。
Church Streetのバス停の手前で、「Pooh Cornerへお越しの方はこちらがバス停です」とバスの音声案内も流れていました。
バス停はPooh Cornerを少し超えたあたりです。
バスを降りて道を戻るように30秒ほど歩けばカフェ「Pooh Corner」に到着です。
プーさんの故郷ハートフィールド:まとめ
ロンドンから日帰りで行けるプーさんの故郷ハートフィールド。
たくさんのプーさんグッズと貴重な展示品も並べられている【Pooh Corner】でのランチは、かわいいが溢れていてとっても幸せな気持ちになりました。
100エーカーの森のモデルとなったアッシュダウンの森では、【プーさんの棒投げ】とその周辺の【プーさんと仲間の家探し】。まるで子どもに戻ったように自然の中で小さな幸せを再発見し、まるで物語の中に入ったような感覚に。
イギリスの田舎な風景も楽しめて、とってもいい1日になりました。
プーさん好きだけでなく、子ども連れのご家族にも人気な観光地だと思います。
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