ベルギーは日本の九州程の大きさの小さい国です。
小さい国ですが、見どころもたくさん。
ブリュッセルやブリュージュ、 アントワープといった有名な観光都市も多いうえ、 ベルギーチョコレートやワッフルなどの名物スイーツもあり、女子旅に人気な観光地です。
今回はブリュージュ観光のオススメをご紹介致します。
ちなみに、今回はブリュッセルからブリュージュまで日帰りで行ってきました。片道1時間ほどで行けます。
ブリュージュ(Bruges)
ベルギーの北にあるブリュージュは、「北方のヴェネチア」 と呼ばれている水の都です。またブリュージュは「 屋根のない美術館」とも言われる美しい街で、ブリュージュの旧市街全体が歴史地区としてユネスコ世界遺産に登録されています。
ベルギーのヴェネチアだけあって、街中に流れる河に橋も多く架かっています。ブリュージュの名前の由来は、古いオランダ語の「橋」 から来ている程です。
そういわれると、なんとなくBrugesとBridgeって似ている気がしますね。
ブリュージュ観光
ブリュージュ駅から観光のメインとなる歴史地区までバスを利用す ることもできますが、いろいろなものを見学しながら歩いても行ける距離です。
私がバス乗り場を探すのも大変ですし、多くの人が歩いていたので歩いていきました。
愛の湖公園
ブリュージュ駅のそばにあり、 ブリュージュ駅から観光の中心地である旧市街へ向かい方向にあります。
木々で囲まれた公園の中に湖があります。
湖と言ってもかつて水上運送の港だった場所を水門でせき止めて作られた人工の湖です。
しかしこの愛の湖に掛かっている橋を恋人を渡ると永遠の愛を経験できるとも言われているそうです。ぜひカップルで渡りたい場所です。
公園自体はとてものんびりとして時間が流れており、リラックスできる場所でした。
マルクト広場(Grote Markt)
地球の歩き方によると、「ヨーロッパで5本指に入る美しい場所」 として紹介されています。
1ヘクタールの大きさのマルクト広場は、ブリュッセルのグラン・ プラス広場よりもだいぶ大きいです。グラン・ プラス広場は歩行者のみの本当に「広場」といった場所ですが、 こちらのマルクト広場はより広くバスや車、 馬車も走っていて大変賑わっていました。
マルクト広場を囲む建物は、古いものは12世紀からの建物もあります。
ギザギザ三角屋根のカラフルなギルドハウスは可愛らしくて、 写真スポットです。
広場を囲む多くのギルドハウスの1階は現在レストランになっています。
テラス席もあるので、 素敵なギルドハウスと広場を眺めながら食事や、ベルギービール・ ワインを一杯楽しむのもいいかと思います。
ブルージュの鐘楼(Belfort en Hallen)
マルクト広場の南側に位置しているこちらの鐘楼は、なんと高さ83メートル。
とても存在感のある鐘楼です。
ベルギーとフランスの鐘楼群の一つとして世界遺産登録されています。
13世紀初頭に建設されて、16世紀に現在の形となったこちらの 鐘楼は「自由と権力のシンボル」 として建てられたものだそうです。
映画、『ヒットマンズ・レクイエム』(原題:In Bruges) というブリュージュを舞台にしている映画がありますが、 中でもこの鐘楼は映画のメインとなる建物です。
そしてこちらの鐘楼は登ることができます。
登ってみるとブリュージュを一望できるので大変オススメです。
336段ものとっても狭い階段を頑張って登ります。 とっても狭く鐘楼の頂上までつながる階段が1つしかないため、 登る人と降りる人がすれ違うのが、とっても怖いです。336段も の階段を頑張って登った先にはブリュージュの美しい景色が広がります。登る価値ありです。
また鐘楼の登る途中に鐘楼の鐘も見学できます。
15分ごとに鐘が鳴るので、金の音色を楽しむのもオススメです。
オルゴールのようになっているので、 音色だけでなくベルがなるところを見学するのもおもしろいです。
こちらの鐘楼、ピサの斜塔ほどではないですが、87センチ程西に傾いているそうです。83メートルもの高さがあるので、見た目ではわかりませんでした。
倒壊の恐れがあるので、鐘楼に1度に登れるのは70名までと決まっています。ですので、制限人数に達してしまうと、 誰かが下りてくるまで他の人が登ることができません。
ブリュージュのメイン観光場所ですので、とても並びます。 夏のハイシーズンですと1時間強並びます。
入場料:大人12ユーロ
時間:9:30~18:00
ベギン会修道院(Begijnhof)
こちらもペギン会修道院群の一つとしてユネスコ世界遺産登録されている場所です。
ペギン会とは半分宗教的で半分世俗的な姉妹団体で、修道院とは少し違います。
13世紀には女性がお互いに助け合う目的で、女性が看護や、教育、執筆、織物産業などいろいろな産業·分野で活躍できる機会を作るのに一役買ったそうです。
運河クルーズ
ブリュージュ観光のメインと言っても過言ではない、 運河クルーズ。ハイライトです。
ブリュージュ内の歴史ある街並みを歩いて観光するのもいいですが 、 運河クルーズで船の上から観光するのも一味違っていてオススメで す。
クルーズと言っていますが、 大きなクルーズ船ではなくブリュージュ内を流れる川のクルーズな のでボートです。
運河クルーズ乗り場はブリュージュ内に5カ所あります。
どこから乗ってもルートは同じで、30分間のクルーズです。
乗った場所に戻ってくるタイプです。
クルーズのチケットはそれぞれの乗り場の手前にあり、大人一人1 0ユーロです。カードが使えない場所もありますので、 現金をご準備されることをオススメします。
クルーズ中はボートの運転手さんがオランダ語と英語で、 ボートから見えるものを説明してくれます。 運転手さんによるとおもいますが、 私が乗ったボートの運転手さんはオランダ語と英語を間髪入れずに 切り替えるのに驚きました。
オランダ語・英語が分からなくても、 ボートから見える風景と歴史的な建物が素晴らしいので、 十分でした。
コンパクトで観光もしやすいブリュージュ。
屋根のない美術館と呼ばれるだけあり、美しかったです。
ブリュッセルからも簡単に足を延ばせるので、オススメです!
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