イギリス生活記

2018年後期のYMSビザに当選。2019年3月に渡英してロンドン生活開始。3度目の渡英ですがロンドンに住むのは初めて!「ロンドンに飽きた人は人生に飽きた人」は本当か検証中

ロンドンで一番古いイベント『The Lord Mayor’s Show』

毎年11月の第二土曜日に行われているThe Lord Mayor’s Showへ行ってきました。BBC1でも生中継されるこちらのイ ベント、とても歴史があります。

 

 

 

 

 

The Lord Mayor’s Show

The Lord Mayor’s Showはロンドンで最も有名な年間行事で、更に最も歴史の長いイベントです。その歴史は1215年まで遡ります。

 

元々1192年からロンドン市には自治権があり、 国王により最高行政責任者が任命されていました。しかしその後、1215年より君主によって最高行政責任者が選ばれるのではなく 、毎年ロンドン市民によって選挙で選ばれた人が最高行政責任者( Lord Mayor)に就任することになりました。

 

The Lord Mayor’s Showは毎年変わるLord Mayorの就任イベントです。

 

The Lord Mayor’s ShowはBBCでも毎年テレビ中継されています。The Lord Mayor’s Show事態の歴史も長いのですが、それを中継している番組は最長寿番組でもあります。

 

 

Lord Mayor of LondonとMayor of London

Lord Mayor of LondonとMayor of London の二つのややこしい言葉があります。日本語に訳すとどちらも「 ロンドン市長」と訳されているので、よりややこしさが増します。

 

任期が1年で毎年The Lord Mayer’s Show にて就任式が行われるのはLord Mayor of Londonです。もともと歴史的にこちらのLord Mayor of Londonにはロンドン市の最高行政責任者という役割がありましたが、現在では名誉職的なものになっており行政は行っていません。

 

一方でMayor of Londonは実際にロンドン市議会から選ばれたロンドン市長で 行政を執り行っています。こちらは任期は4年で、2008年から 2016年の2期をボリス・ジョンソン氏がMayor of Londonを務めました。現在はサディク・カーン氏です。

 

 

 

 

The Lord Mayor’s Showのパレード

Lord Mayor of LondonになるとMansion Houseに住むことができます。地下鉄のMansion House駅は知っていましたが、まさか実際に人が住んでいてLord Mayor of Londonが住んでいたとは知りませんでした。

 

The Lord Mayor’s ShowのパレードではMansion Houseに住居を移した新Lord Mayorが、Mansion Houseからセントポール大聖堂を通り、王立裁判所へ向かいます。

新Lord Mayorは王立裁判所にて君主への忠誠を誓い、その後The Lord Mayor’s ShowのパレードはMansion Houseへ戻っていきます。

 

このThe Lord Mayor’s Showのすごいところはなんと言ってもパレードの長さ! パレードの長さは約5キロにも及び、パレードに参加する人の数は 7000名にも及びます。そして、毎年このパレードを観るために50万人もの観客が集まります。

 

パレードには伝統的な馬車に乗った歴代のLord Mayorの他、多くのイギリス陸軍、海軍、 空軍やそれらの音楽隊が参加していました。 その他は地元の学校の学生や、企業、チャリティー団体、また近年の世情を表すような新しい要素も多く盛り込まれていました。

 


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例えば、リサイクルを促進させるためにリサイクルゴミ入れで作られたロボットや、リサイクル品で作った衣装に身をまとった人たちもいました。

 


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中でも少し驚いたのは、軍隊の多さとパレードを鑑賞している人が軍人さんを賞賛していた点です。軍隊のいろいろな部隊がパレードに参加していて、中にはタンカーなど目を引くものもありました。

 


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丁度、第一次世界大戦での戦死者を追悼する「リメンバランス・ サンデー」前日ということもあってか、より軍への感謝の気持ちが高まっているのでしょうか?

多くの人が軍隊が通るたびに拍手をしたり、Thank youと軍人さんに声をかけていました。日本ではあまりこういったことを見かけないので、驚きました。

 

そうは言ってもLord Mayor’s Showですので、最大の目玉は新しく就任したLord Mayor!

Lord Mayorの乗った馬車は黄金に輝き、すぐにLord Mayorだとわかります。そして今年新しく就任したLord Mayorは丁寧にパレードを待っている人々に、まるで一人ひとりに手を振るかのように馬車から身を乗り出して手を振ってくれました。

 


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ファミリーゾーン

The Lord Mayor’s Showが子どもも楽しめるようにファミリーゾーンが特設されていました。場所はセント・ポール大聖堂付近です。

 

ファミリーゾーンには子どもが遊べる特設遊園地や、フード屋台がありました。また、地元の学生によるブラスバンドを含むライブ音楽ステージもあり、パレード以外のお祭り雰囲気を味わえるようになっていました。

 

 

セント・ポール大聖堂が無料公開

The Lord Mayor’s Showに合わせてなんと、セント・ ポール大聖堂が無料公開されていました。

 

セント・ポール大聖堂は通常当日券は20ポンド、 事前予約をしても17ポンドとなかなか入場料が高いです。

 

しかしThe Lord Mayor’s Showの日はなんと入場料が無料です。

 

今年は長―い行列を目にし入場を諦めましたが、来年は絶対入場したいと思います。以前にセント・ ポール大聖堂へ行った際に、ロンドン観光で一番気に入った場所でした。いつか絶対また行きたいと思っていたので、来年はチャンスを逃さないようにしたいです。

 

 

 

ロンドンで最も有名な年間行事で、更に最も歴史の長いイベント『 The Lord Mayor’s Show』

タイムスリップしたかのような要素と新しい要素も含んでいるパレ ードは一見の価値ありです。さすが、BBC1で中継するだけのあるなと思いました。

 

 

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