2018年にイギリス国内で最も観光客が訪れた場所のテートモダン!
昔の発電所を利用している美術館なので建物自体も興味深い場所でした。さらには無料展望台もあり、アートに興味がなくてもロンドンを一望できるのでオススメ!
イギリスで1番人気な観光スポットになったのも納得がいきます。
もちろん、モダンアートの美術館なので素晴らしい美術作品もたくさんあります。
あまりモダンアートに詳しくない私ですが、私の中で最も印象に残っているテートモダンでのアート作品を3つご紹介したいと思います。
1、ピカソの作品
やはり有名なピカソの作品は見逃せない作品だと思います。
個人的には特に有名なピカソの作品だからといって特別に注目を浴びるように展示されていたわけではない点が気に入りました。
私がピカソの作品を見つけた際は、だれもこの作品に足を止めずにいたので驚きました。でも、誰かに押し付けられた価値観でアートを見るよりいいような気がしますね。
とはいうものの、やはり有名な芸術家の作品の本物を見る機会は少ないので、オススメです。ずーとみていらる不思議な作品です。
ちなみにこの作品は4階にありました。

2、イギリスの移民のストーリーを表した作品
なんといってもこの作品は色とりどりで目を引きました。
イギリスにはたくさんの移民の方がいますが、この作品はイギリスに住んでるアフリカ系の人のストーリーを紹介している作品だとか。
なので、本のカバーがアフリカンなデザインの柄になっています。
イギリスとアフリカの両方のアイデンティティを持って育った人たちそれぞれのストーリーを一人1冊の本として表現されていて、それぞれの本の背表紙に一人一人の名前が書いてあります。
移民が多いイギリスならではの作品だなと思いました。
カラフルな本で、きっとそれぞれの本の中身は私が想像できないストーリーがあるんだろうなと思いながらこの作品を見ていました。

3、ラジオで表現したバベルの塔
この作品も巨大なものだったので目を引いたのですが、なんとラジオでできた塔です。
これは一体なんだろう?と思ったのが第一印象ですが、現代版バベルの塔だとか。
バベルの塔のお話は、人間が神様のいる世界にたどり着こうとして高い塔を建て始めたのですが、神様がそれを上手くいかなくさせるために人々に違う言葉をしゃべらせるようにしてコミュニケーションが取れなくさせようとした、というお話だったと思います。だから今世界中でたくさんの言語があるとか。。。
このラジオのバベルの塔は情報が溢れすぎていてコミュニケーションが取れていない、という現代を表しているそうです。
まさに上手く表されているな、と思わず感心してしまいました。

あまりアートは詳しくない私ですが、こうやって自分のお気に入りを探しながら見て回るのは楽しかったです。
まだまだ面白い作品もありそうですし、何より無料なのでまた足を運んでみようと思います。
こちら↓のボタンをポチっとしていただけるととっても嬉しいです。