3月17日は聖パトリックの日で、ロンドンでもイベントがありました。
聖パトリックはイギリスのお隣のアイルランドにキリスト教を広めた聖人で、3月17日が聖パトリックの命日ということで、この日が聖パトリックの日だそうです。
イギリスのお隣アイルランドでは、聖パトリックの日は祝日ですが、イギリスではあいにく祝日ではありません。
ですが、聖パトリックに関連したイベントが各地で行われています。
もちろん首都ロンドンでもイベントが行われていたので、行ってきました!
メイン会場は、トラファルガー広場!
ステージに描かれているように、三つ葉のクローバーはアイルランドの国花です。
なぜ三つ葉のクローバーなのかというと、聖人パトリックがキリスト教の布教に、シャムロック(三つ葉のクローバー)が三つに分かれているのは、三位一体を表すためだから、と説明したからだそうです。
アイルランドでは正式に、三つ葉のクローバー(シャムロック)を胸に着けるか、緑のものを身に着けるかして、聖パトリックの日をお祝いするそうです。
ロンドンのトラファルガー広場でも、胸にシャムロックを飾っている人や、緑の洋服や帽子を被っている人がたくさんいました。
ロンドンのトラファルガー広場では多くの人が聖パトリックの日をお祝いするために集まったため、混乱を避けるため、トラファルガー広場のイベント会場に入るのに、制限がかけられ、荷物チェックも行われていました。
イベント会場では、アイルランドを紹介するスペースや、アイルランドのビールであるギネスが売られていたり、そのほか食べ物が売られてたり、緑のアイルランドグッズが売られていました。
会場のメインステージでは、アイルランドの音楽を演奏したり、音楽に合わせてアイリッシュダンスのパフォーマンスがあったり、本当にお祭り!
お天気だったロンドンですが、さすがロンドン。
本当に天気が変わりやすく、途中から雹が降ってきました!!!
雹が降ってもなんのその!ライブミュージックと雹が降ってきた興奮から、会場はさらに盛り上がりましたよ!
アイルランドって全然大きい国じゃないのに、移民としてアメリカやオーストラリア、ニュージーランド、イギリスなどに多くの人が移り住んだ長い歴史があるので、こうった多くのアイルランド人が移住した世界各国で、聖パトリックの日をお祝いするイベントが開かれているようです。
日本に移民として移住したアイルランドの人は少ないですが、近年では日本でもドン・キホーテとかにこの時期になると聖パトリックの帽子などが売られていたり、東京タワーが緑になったりと少し、イベントになっていますよね。
すごく高い頻度でニュースになったり、とても大きな影響力のある国ではないのに、こういった世界中の国の人をちょっとお祭り気分にさせてハッピーにさせるアイルランドの力って、なんだかとても不思議で、ステキだとも思うし、もっと詳しく知りたくなりました。
ロンドンのいいところは、本当にいろいろな文化に触れあうチャンスがあること!
今年はラッキーなことに聖パトリックの日が日曜日だったので、思いっきりそのチャンスを楽しみました。
来年の聖パトリックの日も楽しみです!
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