ビーガン娘のイギリス生活記

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『Reign/クイーン・メアリー』メアリースチュアートの半生を描いたドラマ

おすすめ海外ドラマ『Reign/クイーン・メアリー ~愛と欲望の王宮~』:image

 

英語の勉強兼、イギリスの歴史のお勉強という口実で、海外ドラマ『Reign/クイーン・メアリー』を観ました。

スコットランドのメアリー王女について学べる物語もさながら、美しい衣装に目を奪われ、一気に見てしまいました。

 

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海外ドラマ『Reign/クイーン・メアリー』 を簡単に説明すると、、
「クイーン・オブ・スコット」 とも呼ばれるスコットランド女王メアリー・スチュアートの物語

 

そんな海外歴史ドラマ『Reign/クイーン・メアリー』をご紹介します。 

 

 

 

 

海外ドラマ『Reign/クイーン・メアリー』って?


海外ドラマ『Reign/クイーン・メアリー』:image

 

スコットランドの最も有名で愛されている女王メアリーを扱った作品である『Reign』ではあるが、アメリカ作成のテレビドラマ。

 2013年にシーズン1が始まり、2017年にシーズン4が終了し完結しているドラマです。

 

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史実に基づく歴史ドラマですが、 ロマンスとファンタジー要素が強くなっていて、歴史ドラマでありながらも女性向けです。。

 

日本ではNHKBSプレミアムで放送されていたそうです。

 

 

海外ドラマ『Reign/クイーン・メアリー』はどこで観れる?

 おすすめ海外ドラマ『Reign/クイーン・メアリー』を観る方法を3つご紹介します。

 

1、U-NEXT

 おすすめ海外ドラマ『Reign/クイーン・メアリー』を観る1つ目の方法は、U-NEXTです。

U-NEXTは月額制の動画視聴サービスです。14万本以上の動画が見放題なため、『Reign/クイーン・メアリー』以外にも気になる映画やドラマ、アニメも楽しむことが出来ます・

 

トライアルとして31日間無料でサービスを使用することもできるのもお得です。

ドラマ観るなら<U-NEXT>

 

2、海外版Netflix

おすすめ海外ドラマ『Reign/クイーン・メアリー』を観る2つ目の方法は、 海外版Netflixです。

 

こちらは海外在住者向けです。

生憎ネットフリックス・ジャパンでは『Reign/クイーン・メアリー』は公開されていないようです。

 

3、DVDを買う

 おすすめ海外ドラマ『Reign/クイーン・メアリー』を観る3つ目の方法は、DVDを購入するです。

 

私は『Reign/クイーン・メアリー』を観て、かなりハマりました。

かなりハマったので、DVDを買おうか正直悩んでいるほどです。

今は有料動画視聴サイトを契約中なのでいつでも見たい時に見られますが、もし契約を終了したら見られなくなってしまうので、その時のためにDVDを買おうかなと考えているところです。

 

 

『Reign』のあらすじ

生後6日で王位を継承したクイーン・オブ・ スコットことメアリーの物語は、1957年フランスの女子修道会にいたメアリーが、6歳からの許嫁であるフランスの王子フランソワが住むフランス宮廷に移り住むところから始まります。 メアリーとフランソワが15歳の設定です。

 

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当時スコットランドとフランスはカトリック国。

イングランドプロテスタントです。

 海外ドラマ『Reign/クイーン・メアリー』 を見るうえで、ここを理解していると話しをつかみやすいです。

 

 

スコットランドの女王メアリーとフランス王子のフランソワが婚約していたのは、両国の間に位置するプロテスタントの国イングランドに対抗する同盟を結ぶためです。

 

 

フランソワがメアリーと結婚するとフランソワが早死にしてしまうと言った預言などから、結婚を阻止しようとする人間ドラマが描かれています。

 

紆余曲折あった後に二人は結婚します。結婚後二人はフランスとスコットランドの王と女王として統治をしますが、両国内で起こるカトリックプロテスタントの宗教問題や、愛する結婚したパートナーとしての関係と統治者としての関係で苦難を乗り越えます。

 

二人の結婚後1年で予言通りフランソワは亡くなってしまいます。

未亡人となったメアリーはフランス女王の座も失い、フランスにいる理由がなくなりました。

 

また同時期にカトリック国であるスコットランドプロテスタントが普及し始めていました。プロテスタントの普及を阻止し、自身の王位の座と国民を守るため、メアリーはフランスからスコットランドに帰ることを決意します。

 

メアリーの祖母はイングランド王ヘンリー7世の娘であったため、メアリーはイングランドの国王の座に自分が相応しいとも、宣言していました。

 

メアリーがスコットランドに帰ると、カトリックのメアリー女王とイングランドプロテスタント女王エリザベルの間でどちらがイギリスの王座に相応しいか、対立が激化します。

 

自分の国を対立宗派から守るとともに、イングランドスコットランドの国の結婚やお世継ぎによる策略や対立が描かれます。

 

「バージンクイーン」と呼ばれるエリザベス女王と、「クイーン・ オブ・スコット」と呼ばれる二人の統治者である「いとこの関係」 が描かれ、物語はメアリーの最後の日で終了します。

  

 

 

『Reign/クイーン・メアリー』がおすすめな理由

『Reign/クイーン・メアリー』にドはまりし、一気に観てしまった私の『Reign/クイーン・メアリー』がオススメな理由をご紹介します。

 

歴史の勉強になる

なんと言っても史実を基にしているので、歴史の勉強になります。

 

メアリー女王は、イギリスの歴史の中で重要な人物です。

メアリーの息子ジェームズは、スコットランドイングランドの両方の王になり、それ以後のイングランドスコットランド王、 グレートブリテン王、連合王国の王は、すべてメアリーの直系子孫です。

 

それだけ歴史的に重要だったメアリー女王を描いているので、このドラマからイギリスとヨーロッパの歴史を学ぶことが沢山あります。

 

 

エディンバラへ行きたい人は必見

実はこの『Reign/クイーン・メアリー』を見るほんの2週間前にエディンバラへ行ってきました。

 

エディンバラのメイン観光スポットでもあるエディンバラ城へも行ってきました。オーディオガイドを借りて意気込んで観光したのですが、 このオーディオガイドの説明が日本語なのに全然理解できず。。。

 

しかしメアリー女王が重要人物で、彼女のことと彼女のエディンバラ城での生活も紹介されていました 。

 

『Reign/クイーン・メアリー』をシーズン4まで観ると、フランスからスコットランドに戻ったメアリーが描かれています。

スコットランド、特にエディンバラ観光へ行かれる方へお勧めです。

よりエディンバラ観光を楽しめると思います。

 

私はエディンバラ観光へ行った後にドラマを観ましたが、エディンバラで見たことが後から理解できましたし、もう一度エディンバラへ行きたいと思いました。

 

 

キリスト教の宗派についてわかる

このドラマの基盤に、カトリックプロテスタントの対立があります。

このドラマは宗教改革が起こって間もなくの時代です。

 

カトリックプロテスタントの宗派での対立がいかに世の中に影響を与えるのもであったのかが、よくわかるドラマになっています。

 

それと同時に、カトリックプロテスタントの予備知識が少しないと難しく感じる部分もあるかもしれません。

 

カトリックはイタリアのローマで、法王様に守られている宗派です。離婚はできません。

 

一方、カトリックの豪華絢爛なものに対抗し、もともとの宗教ってなんだっけ?と起源に帰ろうとしたのが、宗教改革によって新しく立ち上がったプロテスタントです。

しかしちょっとややこしいのは、イングランドプロテスタント。こちらはもともとの起源に帰ったキリスト教というよりは、エリザベス1世女王の父ヘンリー8世が離婚をしたかったので、カトリックから分離しました。

 

↑のことが抑えられていれば、ドラマもわかりやすいですし、キリスト教についても少しわかりやすくなります。

 

『Reign/クイーン・メアリー』から、同じキリスト教では宗派の違いが重要であることを学びました。

また、カトリックの協会は豪勢でプロテスタントの協会はベーシックなのもこれに結び付いています。ヨーロッパ観光すると必ず行く教会ですが、宗派が分かればより楽しめそうです。

 

 

 

衣装がステキ


海外ドラマ『Reign/クイーン・メアリー』衣装:image

物語もさながら、メアリーやメアリーの周りのレディー達の衣装がとってもかわいいのも、私がこのドラマにハマった理由の一つです。

 

きっと歴史の再現性には掛けるかもしれませんが、本当に女の子なら夢見てしまうようなドレスを着ています。

 

ファッションを勉強されている方などを含め、多くの女の子にオススメです。

 

 

フランソワとメアリーの恋模様が気になる

>フランソワとメアリーの恋模様:image

 

子供の頃から許嫁で、婚約していたフランソワとメアリーの恋愛模様がメインで描かれていることが、このドラマがただの歴史ドラマではなく、歴史ロマンスドラマな理由です。

 

いろいろありながらも、二人が愛しあっているシーンが可愛らしくて、乙女心をくすぐられました。

 

このドラマの前に『The Last Kindgom/ラスト·キングダム』を観たのですが、そこではフランソワ役の俳優がどうしようもないダメ男役だったんです。

 なのではじめはフランソワがどんな役柄なのか掴むまで、メアリーとフランソワの恋愛がどうなるか不安でしかありませんでした。

 

『Reign』の中では、フランソワがメアリーを守れなかった事により二人の仲が崩れていってしまうのですが、それでもフランソワの愛が偉大でした。歴史ドラマとしてだけでなく、恋愛ドラマとして楽しめます。

 

裏切りと人間ドラマが面白い

権力を持ったり人達のお互いの策略や裏切りがこのドラマを面白くさせます。

 

さらなる権力を掴み取るため、既に持っている剣力をキープする為に、いろいろな策略や駆け引き、根回しが繰り広げられます。

 

ドラマだからこその脚色もあると思いますが、本当に歴史に刻まれている陰謀を実行する為に残された手紙による証拠や、暗殺された事実などから、強ち全部がファンタジーフィクションではなく、事実だったのではないかと想像してしまいます。

 

そして陰謀、策略だけでなく、メアリーやメアリーを取り巻くレディー達、メアリーと恋に落ちる人たち、それぞれの恋模様や人生模様も見どころです。

 

 

 

 

多くの海外ドラマが1話60分なのに比べ、このドラマは1話約45分です。

 エピソード数は多いのですが、45分で1話観れてしまうのでテンポよく一気に見入ってしまいました。

 

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スコットランド旅行へ行かれる方、歴史が好きな女性に特にオススメなドラマです!

 

 

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