イギリス生活記

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Preferred Name?! イギリスで感じた名前に関する文化の違い

Preferred Name?! イギリスで感じた名前に関する文化の違い:plain

 

先日イギリスで歯医者に初めて行った際に、イギリスと日本での名前の違いを感じる瞬間がありました。

 

初めて行った歯医者さんだったので、患者登録カートのようなものの記入が必要でした。その登録カードでは、名前、生年月日、住所、電話番号など一般的な問診票に書くようなことが聞かれました。

 

しかし、この登録カードで今まで出会ったことのなかった質問が、サラッと出てきたんです。

 

それが、Preferred Nameです。

 

First name、Family name、Middle name、Other nameやMaiden nameなどは聞きますが、Preferred Nameを聞かれたのは私の覚えている範囲では初めての経験でした。

 

Preferred Nameとは聞いたことのない言葉だったので、

「呼ばれたい名前ってことだよね?」と何度もPreferredのスペルを読み直して、別のことが聞かれていないのかを確認してしまいました。

 

私はここでは、フレンドリーに下の名前で呼ばれたいのか、それとも苗字で呼ばれたいのかを聞かれているのかなと、その時は思いました。

ハナコと呼ばれたいのか、Ms ヤマダと呼ばれたいのか、を聞かれているのかと思い、登録カードのPreferred Nameには下の名前を書きました。

 

日本では病院などで下の名前で呼ばれることはなく、常に「苗字+さん」です。

なので、どちらで呼ばれたいのか聞かれるとは、文化の違いを感じるな~と思っていました。

 

しかし、後から考えてみると、もっと文化の違いを感じるPreferred Nameがある理由があることに気が付きました。

 

Preferred Nameがある理由

 

Preferred Nameがある理由は、2つの名前に関する文化の違いがあるためかなと思います。

 

1、略式の名前

Preferred Nameがある理由の1つは、略式の名前が多く使われているからです。

 

例えば、パスポートなどの正式な書類に載る正式な名前はアレキサンダーだけれども、いつもみんなからはアレックスと呼ばれている、などです。

 

トーマスがトムだったり、ヘンリーがハリーだったり、スザンヌがスーだったりです。

 

略式の名前を普段使っている友達が以前、略式ではなく正式な名前で呼ばれるとちょっと怒られている気がして好きじゃないと言っていました。

 

病院の問診票・登録票なので正式な名前を記載しなくてはいけませんが、確かにいつも呼ばれている名前とは違う可能性もあるので、Preferred Nameがある理由に納得です。

 

2、ミドルネーム

2つ目のPreferred Nameがある理由は、ミドルネームをメインで使っている人もいるからです。

 

例えば、エドワード・ジョン・スミスという名前だったとしても、家族にエドワードが他にもいるので、いつもジョンと呼ばれている人もいると思います。

 

私の彼の話ですが、子どもの頃にモハメド君のお家に遊びに行ったそうです。そうしたら、玄関をでたモハメド君の兄弟は、「どのモハメドに会いに来たのか?」と聞いてきたそうです。

 

後々モハメド君に詳細を聞いてみると、実はモハメドはミドルネームだったそうです。ファーストネームは聞きなれない名前なので、学校などではいつもモハメドと自己紹介をしていたそうです。もちろん、友達からも先生からもモハメドとしか呼ばれていません。

 

日本人の大半の人の様に、苗字が1つ、名前が1つという訳ではない名前の方がたくさんいます。そしてどの名前を主に使っているのかも人それぞれです。

 

日本では感じられない、名前の文化の違いだなと思いました。

 

名前の文化の違い

 歯医者さんで何と呼ばれたいかを聞かれるなんて、なんだかフレンドリーだなと思ったのですが、呼ばれたい名前を聞かれた背景には名前の文化的違いがあるんだなと感じました。

 

日常生活から日々文化の違いを感じられて、やっぱり海外に住むって面白く、勉強になるな~と思った瞬間でした。次はどんな文化の違いを体感できるのか、楽しみです!