最近新しく意味を知った英語があります。
それは、Might as well。
might as well がこんな意味で使われていたなんて、、、と最近受けた驚きの中で一番衝撃的でした。
なぜ衝撃を受けたかというと、might as wellの意味って全然mightじゃないからです‼
今回は私が最近新しく知ったmight as wellをご紹介します。
- 私が勘違いをしていた might as well
- might as well の意味
- should と might as well の違い
- ネイティブはmight as wellをよく使う
- Might as well のまとめ
私が勘違いをしていた might as well
まずは、私が勘違いしていたmight as well のご紹介です。
私がmight as well と耳にしていた時は、might, as well といった意味で使われているのかと思っていました。might と as well の二つをそのままの意味でとらえていました。
具体的にどういうことかというと、
Since we are at the supermarket, we might as well buy some chocolates.
折角スーパーにいるから、チョコレートも買うかも(しれないし、買わないかかもしれない)。
といったような感じです。
- might・・・~かもしれない
- as well・・・~も
の2つの意味をそのまま捉えていました。
might as well の意味
しかし、最近 might as well が全然違う意味を持っていることを知ったのです。
might と as well がくっ付いて、might as well になると全然違う意味になります。
might as well は「~した方がいい」と訳されることが多く、「そういった場合、こうするのが良さそうだね」といったようなニュアンスです。
might as well は「~した方がいい」と訳される以外にも、
- せっかくだから~する
- ついでだから~する
- どうせだから~する
と訳すのがしっくりきます。
Mightよりも全然「~する」可能性が高く、どちらかというと「(せっかくだから)~した方がいい」というShouldほどは強く行動する強制度はないが、「そうした方がいい、するべきだ」といったmightよりもShouldよりな意味になります。
might って言っているのに should に近い意味ってどういうこと?
might が as well とくっ付くことによって全然違う意味になる?
ということにとても衝撃を受けました。
should と might as well の違い
might as well は日本語に訳すと「~した方がいい」と訳されることが多いので、同じ「~した方がいい」と訳されるShouldとはどう違うのだろう、と思いますよね。
Might as well と Should の違いをご紹介します。
Might as well は状況が限られている
Might as well はShould と違い、状況が限定されている場合に使われます。
Shouldは単純に、
”You should eat vegetables"(野菜を食べるべきだ)
のように、状況が限定されていなくても使われる言葉です。
一方、Might as well が使われる場合は、必ず状況が限定されています。
例えば、
"Since only this much onion is left, I might as well use them all"
(どうせこれだけの玉ねぎしかないなら、全部使おう)
といったように、状況が限定的です。
しかしこの状況が限定的と言っても、短い期間の状況だけでなく、状況が限定されている限り長い状況の場合もあります。
例えば、
"Since I live only once, I might as well do a bungee jump."
(どうせ人生一度きりだから、バンジージャンプをするべきだ。)
のように、限定はされているものの、その期間が長い場合もあります。
また、Might as well を言う人が必ずしも条件を限定する言葉を言わず、会話の相手が言った条件を限定する言葉に返事をする形でも使われる事があります。
例えば、
店員さん "It's the last order."
お客さん "I might as well order another beer."
の様に、店員さんが「ラストオーダーですよ」といった状況を限定する言葉を言った後に、お客さんがその状況に対して「(そういう状況なら)どうせだから、もう1杯頼もう」という様に返事をする場合でも、Might as well は使われます。
Might as well は言うてもMightの名残がある
Might as well はShould のように「~するべきだ」と訳されることが多いですが、そうは言ってもMight という単語が使われているだけあり、Might (~かもしれない)の名残が少しあります。
必ず~するべきというわけではなく、「折角だから~するのが良さそうだ」というニュアンスなので、Might が「~かもしれないし、~でないかもしれない」と同じように、「~するのが良さそうだからするべき、だけどしなくてもよい」というニュアンスが残っています。
ネイティブはmight as wellをよく使う
Might as well の意味を勘違いしていたがとても衝撃的で、その後毎回Might as well を聞くと反応してしまうようになりました。「あ、また言った!」「あ、まただ!」と反応していると、本当によく使われているのに気が付きました。
私の彼はイギリス人なのですが、一緒に生活をしていて少なくとも1日に2回は might as well を使っているのを耳にします。
Might as well の意味に衝撃を受けてから、あまりにMight as well を耳にするので、彼にわざと何回も使っているのか?と聞いてしまったくらいです。彼は普段通りにMight as well を使っているだけで、特に私が衝撃を受けていたからたくさん使っている訳ではない、と言っています。
私が気が付いていないだけで、こんなにMight as well は使われていたのか思うと同時に、今まできちんとしたニュアンスを捉えられていなかったのか、と更に衝撃を受けました。
Might as well のまとめ
Might と as well がくっ付くことによって、might と as well とは違った意味になることに衝撃を受けました。そして、ネイティブはこれをかなり多用しています。
Might as well で「~した方がいい」と訳されることが多く、「そういった場合、こうするのが良さそうだね」といったようなニュアンスになります。
「折角・・・だから、~しよう」といった場面はたくさんあるので、今度は実際に自分でも使いこなせるようになるのが目標です。