コロナウイルスの影響によってイギリス中が【準ロックダウン】してから2週間が経ちました。
そんな今日、準ロックダウンが始まった際にボリス・ジョンソン首相がアナウンスした内容が記載されている手紙が私のフラットにも届きました。
ボリス・ジョンソン首相からの手紙
イギリスの準ロックダウン声明があったから約1週間がたった3月の末、イギリスのボリス・ジョンソン首相はコロナウイルスによるイギリスの状況、準ロックダウン生活について書いた手紙を、イギリスにある全世帯に当たる三千万世帯に郵送されることが決定しました。
4月頭の今週に入り、ボリス・ジョンソン首相から手紙が届いたと言っているご家庭が増え、ついに本日私の住んでいるお家にもボリス・ジョンソン首相からお手紙が届きました。
首相から手紙を受け取るなんて人生でこれっきりかなの出来事かと思うと、記念にお手紙をパシャリと写真を撮らずにはいられませんでした。
なぜ今更手紙と思っていたが、、、
イギリスのボリス・ジョンソン首相がコロナウイルスの影響で準ロックダウンとなった状況を説明するために、イギリスの全世帯に手紙を出すというニュースを聞いた時には、すでに準ロックダウンが始まって約1週間弱でした。
この首相がイギリス全世帯に手紙を出すといったニュースを聞いた時には、
- なぜ今更手紙なんで出すの?
- もうイギリスの準ロックダウンの状況は周知のことじゃない?
- ただで際こんな状況なのに郵送をしなくてはいけない郵便スタッフに余計な仕事を増やすんじゃないの?
- 手紙が届くころには状況が変わってて、手紙の内容と対策が一致しないんじゃないの?
と正直思っていました。
ただよく考えてみると、
- テレビのない人
- ラジオのない人
- 新聞を読まない人
- インターネットがない人
- 電話がない人
- 人とのかかわりが少なく人づてに情報を得られない人
いろいろな状況の人がいることを想定して、そしてすべての人を平等に対象にして、同じ正しい情報を伝えるためのお手紙だったのかと思います。
そして普段、首相から手紙なんて受け取る機会ないので、首相から手紙が来るほどの事態なんだなと再確認できる気がしました。
文字も大きく、単語もわかりやすい
実際にボリス・ジョンソン首相からのお手紙を受け取ってみると、そのお手紙は普通のお手紙で書かれている文字のサイズよりも大きな文字で書かれていました。
お年寄りや老眼が始まっている人にはありがたい文字のサイズかと思います。
また、手紙の文中で使われている単語もあまり難しい単語がないように感じました。
通常特に政府から発行された文書を読もうとすると、難しい単語がたくさん出てきて理解できないことがあります。しかし今回のボリス・ジョンソン首相からの手紙の単語にはあまり難しい単語や言い回しは使われていませんでした。
移民が多く、第一言語が英語ではない人が多く住んでいるイギリスならではの、気遣いのあるお手紙でした。
ただ手紙を送りつけるだけでない、手紙を送って読んだ方に理解してもらうこと、そしてその理解から行動に移してもらうためという、目的がはっきりしているお手紙だったように感じます。
英首相から手紙を受け取って
イギリスの首相ボリス・ジョンソン首相からのコロナウイルス対策が書かれた手紙を受け取ったのは、対策である【準ロックダウン】が発表されてから2週間後でした。
結果としては、2週間前に発表された対策から手紙を受け取った現時点では対策に変更はなく、手紙に記載されている通りのアドバイスに従って生活をすれば大丈夫な状況です。
2週間前の発表でも向こう3週間はこの方針で様子を見ると言っていたので、専門家や有識者によってよくアドバイスを受けて決めたきちんとした方針なので、手紙という手段で時差が発生しても問題がないような先を見越した対策だったのかなとも感じました。
首相からの直接のお手紙だと、住所のある方に特定されてはしまいますが、国民全員に平等に正しい同じ情報が届くので、昔ながらの情報伝達手段もバカにできないな、と実感させられました。
そして読み手のことを考えて、文字も大きく、わかりやすい英語で書かれているお手紙だったので、ただ政府が何かしたことを証明するものが欲しいというやり方と違い、きちんと国民と住民のことが考えられていることに少し感動しました。
ボリス・ジョンソン首相もコロナウイルスに感染してしまい、昨夜から集中治療室に移ったというニュースを聞きましたが、一刻も早く体調が回復されますことを祈っています。
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