ビーガン娘のイギリス生活記

「ロンドンに飽きた人は人生に飽きた人」は本当かを検証中のブロブです。

【ハリーポッターで英語学習】ハリポタのキャストが朗読!ディクテーションを1ヵ月続けてみてわかった事

【ハリーポッターで英語学習】ハリポタのキャストが朗読!ディクテーションを1ヵ月続けてみてわかった事:image

 

英語学習をしていていると、なかなか効果が目に見えず途中で諦めてしまったり、別の勉強方法に浮気をしてしまったりします。

 

そこで楽しく続けられる勉強方法はないかなと考えた結果、「ハリー・ポッターの朗読をディクテーションしてみよう!」と思いつきました。

 

私はハリーポッターが大好きで、はじめに英語の勉強を始めたのもハリー・ポッターがきっかけです。ハリー・ポッターの映画は何度も何度も観て英語を学び、そして洋書も読んだことがあります。

それでも全然飽きないハリー・ポッター。イギリスに来てから1年以上が経ち、日本にハリー・ポッターの本やDVDを置いてきてしまったので、ハリー・ポッター欠乏症にもなっていました。

 

なので、「ハリー・ポッターの朗読のディクテーションなら楽しく続けられるかも!」と思い始めてみたら、まさに私の予想は的中。

ハリー・ポッターの朗読でディクテーションを始めてから1ヵ月が経ちました。

 

f:id:na-kouk:20200429192751p:plain

今回は私が行っているハリー・ポッターの朗読でのディクテーションのやり方と、1ヵ月ディクテーションを続けてみて感じる効果をご紹介します。

 

 

 

 

ハリポタキャストの朗読でディクテーションのやり方

ハリポタキャストの朗読でディクテーションのやり方:image

 

ハリー・ポッターの朗読を使って、私がやったディクテーションのやり方をご紹介します。実はこれを始められたのは、コロナウイルスのおかげなんです。

 

ハリー・ポッターのキャスト達が『ハリー・ポッターと賢者の石』を朗読

コロナウイルスの影響で、外出が出来なくなり様々なエンターテインメント会社やグループが、おうちで楽しめるサービスと提供してくれています。

例えば、博物館や美術館がバーチャルで館内を見学できるようにしてくれていたり、ミュージカルが劇場で公演できない分、無料で過去の作品を公開していたりしています。

 

ハリー・ポッターコロナウイルスの影響で外出できなくなったことをきっけかに、おうち時間を充実させてくれるサービスを始めました。

 

それがハリー・ポッターやファンタスティックビーストに出てくるキャストや、スペシャルゲストによる『ハリー・ポッターと賢者の石』の朗読です。

 

映画でハリー・ポッター役を務めたダニエル・ラドクリフや、ファンタスティックビーストでニュート役を務めたエディ・レッドメインをはじめ、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の役者さんたちが朗読をしてくれます。さらには、スペシャルゲストとして元サッカー選手のディビッド・ベッカムや『天使にラブソングを』で主演を務めたウーピー・ゴールドバーグなども朗読をしてくれます。

 

ハリー・ポッターと賢者の石』の朗読サイトはこちら

Harry Potter At Home Readings

(*朗読を利用するにはこちらのページにサインアップが必要です。 )

 

ハリポタ朗読ディクテーションで用意するもの

ハリー・ポッターと賢者の石』のハリー・ポッターのキャストによる朗読で、ディクテーションをする際に用意するものは、以下の通りです。

 

 

朗読サイトはもちろんパソコンでも、携帯でもタブレットでも閲覧可能です。ただ、ディクテーションをするので、何度か同じ個所を聞きたい時にビデオを巻き戻すのに、携帯のように画面が小さいものよりもパソコンの方が操作がしやすいのでパソコンがオススメです。

 

朗読サイトにはスクリプト(本)がないので、『ハリー・ポッターと賢者の石』の本は自分で用意しなくてはなりません。私は、Kindleを使用しています。Kindleでしたら、辞書機能がついていて自分の知らない単語が出てきた時にわざわざ辞書を引かなくてもに意味を簡潔説明してくれるので、オススメです。

 

 

 ディクテーションのやり方

ディクテーションのやり方はとっても簡単です。音で流れてきたことをそのまま拾って、ノートに書いていくだけです。やり方はとっても簡単でも、実際やるとなるとなかなか難しいです。

 

聞こえた英文をそのままノートに書き写すだけですが、私が心がけていることは2つあります。

  1. なるべく1度に聞く単語数が多くなるように心がける
  2. なるべく1度のリスニングだけで聞き取るようにし、聞き直せる回数は最高5回まで。

 

1のなるべく1度に聞く単語巣を多くするように心がけているのは、単語だけを聞き取ることを目標にしている訳ではなく、文章として英語を捉えられるようになりたいからです。例えば、動詞+前置詞で意味をなす言葉があったとしても、実際に日常で使われる際は、動詞と前置詞の間に修飾する単語が挟まれる場合があります。もし1単語づつ聞いていたら動詞+前置詞のセットは覚えられないです。さらになるべく一度にまとまった単語数を聞くことによって、どこで修飾語が使われているかもわかるようになります。

 

2になるべく1度のリスニングだけで聞き取るようにし、聞き直せる回数を5回までにするのは、何回聞いてもわからないものはわからないからです。そして実生活においても、誰かと話していて聞き取れないことがあっても聞き直せるのは、2~3回が限度だと思います。実生活を同じ感覚で、多くても2~3回ほどで理解できるように心がけています。理解できないときは、潔くあきらめも肝心です。

 

 

1ヵ月ディクテーションを続けてみた効果と感想

1ヵ月ディクテーションを続けてみた効果と感想:image

ここからは私が実際に1か月間『ハリー・ポッターと賢者の石』の朗読を使って、ディクテーションをしてみた効果と感想をご紹介します。

全くもって一個人の感想です。

 

いろいろな人の声に慣れることが出来る

ハリー・ポッターと賢者の石』の朗読はチャプターごとに朗読してくれる方が変わります。女性・男性、若い方、年配の方、、、、一人の方が1冊を読み通すのではなく、チャプターごとに人が変わるので、1冊の本でいろいろな人が話す英語に触れることが出来ます。そして、1チャプター当たり25分~45分ほどあるので、1チャプター読んでもらっている間に少しそれぞれの発音に慣れてきます。

 

実際に英語を使うと、「この人の英語はわかりやすいな、この人の英語は難しいな」と感じることがあります。ハリポタキャストの朗読を使ってディクテーションをすることで、いろいろな英語や声に触れることができるのは、この勉強法のメリットだなと思いました。

 

過去形と過去分詞の勉強になる

ハリー・ポッターと賢者の石』は皆さんご存じのように小説です。 英語では小説は基本的に過去形で書かれています。またそれに伴い、過去の地点からさらに過去の話をする場合には過去分詞が使われています。そのため、過去形と過去分詞の勉強になります

 

私はハリポタキャストの朗読を使ってディクテーションをしてみて、思いの他知らない過去形の単語があることに気づかされました。

また過去分詞についても、今までよく考えないと理解できていない過去分詞でしたが、本の中に何度も何度も出てくるので、身近なものになり習得への道を歩き始められた気がしています。

 

知らない単語は聞き取れない

 ディクテーションをやってみて気が付いたのは、当たり前のことですが「知らない単語は聞き取れない」ということです。ディクテーションをしていて、ここは何て言ったんだろう?と再度聞き直す場面の半分くらいは、知らない単語が出てくる場面です。

知らない単語でも、音から連想してこういう綴りであろう、と想像することもできますが、それでもディクテーションをしていて躓く場所になります。

 

f:id:na-kouk:20200429192751p:plain

「知らない単語は聞き取れない」聞き取りたい、理解したいのならやはり単語力は大切だなと思いました。

 

 

 

ハリポタ朗読でディクテーションがオススメな人

ハリポタ朗読でディクテーションがオススメな人:image

私が『ハリー・ポッターと賢者の石』のハリーポッターキャストによる朗読を使って、1ヵ月ディクテーションをしてみて、この英語勉強法をオススメできる人をご紹介したいと思います。

 

ハリー・ポッター好き

もちろん何と言っても、ハリーポッター好きにこの英語勉強をオススメしたいです。 

英語学習は何と言っても、コツコツ続けることが一番大切だと思います。コツコツ続けるためには、何か好きなことを教材にすることが1番です。勉強を続けるための1番のコツはやはり楽しみながらすることだと思います。

 

私はハリー・ポッターの大ファンです。本も何度も読み、映画も何度も観ています。

それでも洋書『ハリー・ポッターと賢者の石』の朗読を使ってディクテーションをしてみると、今までさらっと読み飛ばしていた本の内容が鮮明に頭の中に想像でき、新しい発見もあって楽しいです。何度も読んでいる本なのに、本の続きが気になり、早く今日も勉強したいを思えるほどです。

 

ハリー・ポッター好きな方なら私のように、このハリポタキャストの朗読を使ったディクテーションでの英語勉強法はピッタリかと思います。

 

英語力中級レベル

ハリポタキャストの朗読を使ったディクテーション英語勉強法は、英語力中級レベルの方にオススメです。

 

ハリーポッターは児童書なので、使われている単語はそれほど難しいものではないかと思います。それでも朗読を聞き取って書き取るとなると中級レベルくらいの人でないと、この勉強法は楽しんで続けられる英語勉強法にならないのではないかなと思います。

 

ハリー・ポッターを読んだこと・観たことがある人

 ハリー・ポッターは児童書で割と簡単な英語が使われて書かれている本ですが、魔法界の独特なお話です。日常生活では聞いたことないような単語や、人物の名前、呪文や、魔法界の動物が出てきます。

そのため、英語が中級以上レベルの方でも全くハリーポッターを知らない人にとっては、何のことだろう?といったような魔法界の言葉が出てくるかと思います。なので、ハリー・ポッターの朗読で英語ディクテーションをするのは、ハリー・ポッターを読んだことがある方や、観たことがある方にオススメです。

 

 

 

ハリー・ポッターの朗読でディクテーション:まとめ

ハリー・ポッターの朗読でディクテーション:まとめ:image

コロナウイルスの影響で、ハリー・ポッターに関連するキャストやスペシャルゲストが洋書『ハリー・ポッターと賢者の石』を朗読してくれるサービスを行っています。今回私はそのサービスを利用して、英語の勉強としてディクテーションを1ヵ月続けてみました。

 

f:id:na-kouk:20200429192751p:plain

ハリー・ポッター大ファンの私にとってはモチベーションを維持できて、楽しく毎日続けられる勉強方法でした。

 

まだまだ1ヵ月ではディクテーション英語勉強法の効果はまだまだはっきりとは見えてきませんが、この勉強法は楽しく続けられるので、まだまだ続けていきます。

このまま続けて、もっと過去形と過去分詞をマスターし、新しい単語を覚えるのが目標です。

 

ディクテーションをはじめて1ヵ月、まだ『ハリー・ポッターと賢者の石』の第5章です。楽しみながらディクテーションを続けて、自分のディクテーションで『ハリーポッターと賢者の石』の模写が出来上がるのが楽しみです。1年くらいかかりそうですが、引き続き頑張ります!

 

 

ディクテーションをその後続けて、『ハリーポッターと賢者の石』の朗読のディクテーションがすべて終わりました。やってみてわかったことと、成果と感想もよかったら、一緒に一読いただけると嬉しいです。↓

www.uklifejournal.com