マルタ旅行も遂に最終日です。
マルタからイギリスへ帰る飛行機は夕方の便だったので、最終日は半日観光です。
半日しかないので遠くへは行かず、マルタの首都バレッタを観光することに。
トリップアドバイザーでバレッタの観光スポットランキング第1位になっている、マルタで最も豪華絢爛な「聖ヨハネ准司教座聖堂」に行くことにしました。
スリマからバレッタへはフェリーで
ホテルでの最後の朝食を済ませ、いざ出発。ホテルよ、4泊お世話になりました。
マルタ内の移動はほとんどバスで思っている以上に時間がかかるのと、リュック一つでマルタに来たので荷物もあまり重たくないので、ホテルに荷物は預けず全ての荷物をもって出発です。
スリマからバレッタへはバスの方が本数が多いので早く移動することができますが、景色がよくお値段も安いフェリーで移動しました。
フェリーは約30分に1本の間隔であり、約15分程の船旅で、片道1.50ユーロ、往復2.80ユーロです。
スリマにお別れをしながら、だんだんと大きく見えてくるバレッタの景色を楽しんでいると、あっという間にバレッタに到着です。
豪華すぎ!マルタの聖ヨハネ大聖堂
事前にチケットを購入していなかったのですが、当日その場で購入することができました。大人ひとり10ユーロでオーディオガイド付きです。オーディオガイドは日本語を選ぶこともできます。
聖ヨハネ大聖堂の外観はマルタ産の石灰岩でできていて閑静な見た目なのですが、一歩中に入ってみると煌びやかなバロック様式の大聖堂です。
どうやら大聖堂が建てられた当初1570年代は外観と同様に簡素な内装だったようですが、ヨーロッパでルネッサンスが起こりバロック様式が広がり、このマルタの聖ヨハネ大聖堂も豪華なバロック様式に改装されたそうです。
本当に息を呑む綺羅びやかさと、美しさ!
マルタにはヨーロッパ各国の十字軍が滞在していたので、聖ヨハネ大聖堂内には国別の祭壇がありました。
国別の祭壇ではそれぞれその国を表現する飾りがなされていて、見比べてその国の特徴を観察するのがとても面白かったです。
聖ヨハネ大聖堂基本情報の営業時間は、月~金9:30~16:00、土曜日9:30~12:00、日曜日はお休みです。
バレッタのビーガンレストラン SOUL FOOD
空港へ向かう前にバレッタでマルタでの最後のランチをとりました。
行った場所はマルタで唯一と言っても過言ではないビーガンレストランSoul Foodです。
こちらのビーガンレストランは夜はやっていなかったので、今までの私たちの旅程では行くことができず、最終日にやっと行くことができました。
レストランは全席テラス席で、街並みに太陽が差し込む様子を眺めながらパラソルの下でそよ風を浴びる事ができたので、とてもいい気持ちが良かったです。
私が食べたのはクロスピーブッダボールです。
彼が食べたのは豆腐ブッダボールです。
豆腐ブッダボールの豆腐は特にマリネされているお豆腐ではなく、冷や奴が乗っかている様な感じでした。
どちらも美味しかったですが、特にクリスピーブッダボールが美味しかったです。
他のマルタのレストラン同様に量が多かったです。私は食べ切れず残してしまいました。美味しかったので残すのが勿体なかったです。
営業時間:日・月・水・木曜日10:30~18:30、金・土曜日10:30~21:30
定休日:火曜日
バレッタからマルタ空港へ、ナポレオンが滞在した場所も発見!
ランチ後にマルタ空港へ向かいました。
レストランからバス乗り場へ向かう道すがら、ナポレオンが滞在した場所を発見しました。バレッタの1番のメイン通りです。
ナポレオンがエジプト遠征の際にマルタに上陸して、マルタを占領した際のものです。
その後ナポレオンが没落し、イギリスがフランスが占領していたマルタを占領したため、マルタでは英語が話されていますし、コモンウェルスの一部でもあります。
現在イギリスはユナイテッド・キングダムとして、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドからなる連合王国ですが、実はマルタもこれらの国に加わってユナイテッド・キングダムの一部になるという話も昔あったそうです。
それだけ、マルタはイギリスと関連のある場所ということですね。
ナポレオンが滞在した場所を通り過ぎ、バス停に到着すると、バレッタからマルタ国際空港まではバスで1本で行くことができます。
71、72、73番などのバスで約30分で行くことができます。
マルタでのコロナ検査
私がマルタに行った際は、私の住んでいるイギリスではイギリスへ入国する48時間以内にコロナウィルスのテストを受け、陰性であることを証明しなくてはいけませんでした。
そのためマルタ出国前にコロナテストを受けました。
マルタ内のいろいろな場所でテストを受ける事ができるようでしたが、予約がしやすく行きやすかったので、マルタ空港にあるテストセンターでコロナテストを受けることに。
マルタ空港の駐車場内にマーキーテントを立てた特設された小さなテストセンターでした。
私達が受けたコロナテストは、抗原検査です。
鼻の穴を綿棒でクリクリされて、検査歯終了。
40分以内に検査結果がメールで送られてくるものでしたが、私は15分以内に陰性とのメールを受け取りました。
しかし私と一緒にテストを受けた彼は、45分以上待ってもメールを受け取れず。もう一度検査場所に戻って結果のメールが来ていない旨を伝えると、その場でメールを送ってくれました。
小さな特設テスト会場で、スタッフが2名でテストをし、結果をメールで送っているので、メールが漏れてしまったようです。
ですが、無事陰性結果を受け取りホッとしました。
マルタから出国、イギリスへ
マルタからイギリスへ飛ぶ際(イギリスからマルタへは行く際も)は、ヨーロッパのパスポートを持っていれば空港の有人カウンターでチェックインをせずとも、オンラインチェックインをして、ダウンロード出来るボーディングパスで大丈夫です。
日本人の私は、パスポートとビザ(BRPカード)のチェックがあったので有人カウンターへ行きました。ここで一緒にコロナ検査の陽性証明もチェックされました。
英国パスポートを持っている彼は、有人カウンターの近くにいる航空会社スタッフによる陰性証明チェックだけで大丈夫でした。
後はセキュリティとイミグレーションを通って、飛行機を待つのみ。
小さな空港なのでお土産売り場はそれ程大きくはありませんが、特に閉まっているお店などはなかったです。
ライアンエアーでマルタからロンドンのスタンステッド空港までの飛行機でしたが、数席空きがある位でした。
夕方の便だったため、素敵な夕焼けや、パリ上空を通ったのでパリの夜景を上から見ることができ、とても素敵な旅の締めくくりとなりました。
マルタ旅行記:まとめ
4泊5日のマルタ旅行では自然を満喫したり、歴史を肌で感じたり、とても素敵なホリデーになりました。
英語が通じ、いろいろな物事のシステムがイギリスに似ているため、旅行がしやすかったです。そうは言ってもイギリスとは全く異なる雰囲気で異国感満載。
温暖な気候の恩恵も受けられて、ホリデーに最高の場所でした。
歴史がたっぷり詰まっているので、何度か行って違った面の歴史とも触れてみたいなと思いました。
また、ビーチもマルタのあちこちにあり、それぞれ違った特徴のあるビーチなので、ゆっくりするためにマルタにもう一度訪れるのも良さそうだなと思いました。
コロナがあり、久しぶりの海外旅行でしたが、マルタを選んで本当によかったです。
またいつかマルタの地に足を踏み入れられる日が来ますように!